炭治郎や善逸、伊之助を蝶屋敷に度々運んでいる黒子の様な部隊「隠」。彼ら陰の活躍なしには鬼殺隊は語れません。
階級はあるのか?最終選別は受けたのか?
謎の多い「隠」についてみていきましょう。
隠とは?
「隠」は「かくし」と読みます。
炭治郎たちと同じく鬼殺隊の正規隊員です。
隊服は炭治郎たちと異なる「隠」専用のものを着用し、顔も半分程度覆っているので素顔はわかりません。
「隠」は鬼殺隊とはいえ炭治郎たちのように直接鬼と対峙する「剣士」ではなく戦いそのものには参加しない「非戦闘員」。
鬼殺隊士が鬼と戦った後の事後処理や隊士たちのさまざまな後方支援を行う役割を担っています。まさに黒子のような存在ですね。
藤の花の匂い袋も作っています。
炭治郎たちは「隠」のサポートがあるからこそ思う存分鬼たちと戦えるのです。
階級はあるの?
まぁ階級上だから言えんけどな……
俺二十三だけどな
出典:鬼滅の刃 12巻100話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2018年8月8日第1刷
上とか下とか関係ねーからな今だけは‼︎
出典:鬼滅の刃 12巻100話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2018年8月8日第1刷
という「隠」の後藤さんの言葉から、「隠」にも剣士たちと同じように、十干の階級制度があることがわかります。
甲(きのえ)
乙(きのと)
丙(ひのえ)
丁(ひのと)
戊(つちのえ)
己(つちのと)
庚(かのえ)
辛(かのと)
壬(みずのえ)
癸(みずのと)
後藤さんの階級はカナヲより下で炭治郎より上。どの階級かははっきりとしていません。
【鬼滅の刃】階級の読み方一覧!漢字の意味や由来もまとめてみた
最終選別はクリアしてる?
「隠」のメンバーは鬼殺隊の正規隊員ですので、最終選別はクリアしています。剣士たちと同じ階級制度があることもそれを裏付けているといえるでしょう。
最終選別の合格条件は鬼のいる藤襲山で「七日間生き抜く」こと。鬼の頸を斬ることではありません。
そのため、剣の技術は劣っても機転で窮地を切り抜けたり、うまく身を隠したり、仲間と協力したりすることで最終選別をクリアすること自体は可能なのです。
鬼殺隊は数百名からなる大所帯。
その中ではより剣技に優れている者、そうでない者の差がついてしまうのは明白です。
「隠」は剣の才能が劣るものが就く仕事とされているようですので、「隠」の任についている隊士たちは、最終選別そのものはクリアしたものの剣士としては適性がない、言い換えれば剣士以外の仕事に優れた適性がある、と見なされたのだと考えられます。
ゲスメガネなんかまさにそうかと…。
まとめ
・「隠」とは鬼殺隊の正規隊員で、剣士たちのサポートや戦いの事後処理などを担当
・剣士と同様に階級がある
・最終選別もクリアしている
参考:https://kimetsu.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83
コメント
必ずしも、最終選別をクリアしているとは限らないと思います。
アオイは後方支援をしていますが、隠ではなく背中の文字は「滅」、分類としては戦闘員のままです。
また、炭治郎の同期は5人しかおらず(それでも多い方らしい)、合格者の中から剣士と隠に分けられていたら人員が足りないように思います。
おそらく最終選別には、棄権があるのではないかと考えています。途中で下山して藤の花の近くまで逃げ切れば、剣士としては不合格ですが隠になる道が選べる思います。
選別合格後に隠になるパターン。本来なら玄弥が当てはまったでしょう。呼吸の適性が無く、使えませんでしたからね。