炭治郎を助けた義勇さんが書いた手紙は何巻何話で読めるのでしょう?
また、アニメでは何話でててくるのでしょうか。
手紙の内容、出した理由、その後の心境の変化までまとめました。
鱗滝さんへの手紙は何話に登場?
義勇さんが炭治郎を鬼殺隊に入れるように育てることを、自分の師匠である鱗滝さんに手紙で頼みます。
この手紙は
1巻3話「必ず戻る夜明けまでには」
アニメ2話「育手・鱗滝左近次」
で読むことができます。
どのような文面だったのでしょうか?
義勇さんの声で手紙の内容を聞くなら
手紙の全文!内容は?
まず、手紙をなぜ鱗滝さんに送った理由として考えられるのは2つです。
- 自分の育手(鬼殺隊に入る剣士を育てる人)であり信頼できる人物であったから。
- 炭治郎は鱗滝さんと同じく鼻が利く人物なので育てやすいと考えられるから。
では、実際に手紙の文面を見てみましょう。
略啓
鱗滝左近次 殿
鬼殺の剣士になりたいという少年を
そちらに向かわせました
丸腰で私に挑んでくる度胸があります
身内が鬼により惨殺され
生き残った妹は
鬼に変貌していますが
人間を襲わないと判断致しました
この二人には何か他とは違うものを感じます
少年のほうは貴方と同じく
鼻が利くようです
もしかしたら
〝突破して〟〝受け継ぐ〟ことが
できるかもしれません
どうか育てて頂きたい
手前勝手な頼みとは承知しておりますが
何卒御容赦を
御自愛専一にて精励くださいますよう
お願い申し上げます
匆々
冨岡義勇
出典:鬼滅の刃 1巻3話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2016年6月8日第1刷
この手紙の文面から、義勇さんが鱗滝さんを大変尊敬していることが見て取れます。
意味はなんとなく分かりますが、「御自愛専一にて精励くださいますよう」なんて使ったことがありません。
ところで、
〝突破して〟〝受け継ぐ〟
とありますが、一体何を突破して何を受け継ぐのでしょうか?
このセリフが15巻130話への伏線になっていたことを後から気づくことに。
これは「選別試験を突破して」「水の呼吸を受け継ぐ」だと考えられます。
実は15巻130話で義勇さんは
俺は最終選別を突破していない
出典:鬼滅の刃 15巻130話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2019年4月9日第1刷
と言い、自分が気絶している間に選別試験が終わり生き残っただけだと語ります。
鬼を倒せず選別試験を合格した自分と違って、炭治郎はちゃんと突破できる度胸があると思ったからこその手紙の内容ですね。
また、上記のセリフのすこし前に炭治郎がヒノカミ神楽を極めようとしていることに怒りを示すシーンが。
手紙に書いたように、鱗滝さんの後を継いで水柱になるのは炭治郎と思っているからですね。
こうして考えると、初見で炭治郎が柱になるほどの逸材だなんて見破っていたとは義勇さんすごいです。裏を返せはずっと自分は「水柱代理」という認識だったということにも。
この後、義勇さんに変化が?
初登場でかなり冷血な感じを与えた義勇さん。
しかし、竈門兄弟を助けたことで手紙の内容のように心境の変化があったようです。
ずっと鬼を狩ってきた義勇さんにとって、人を襲わない禰豆子の存在はかなりの衝撃。
こうした心境の変化は、鬼滅の刃公式スピンオフ『義勇外伝』で見ることができます。
まとめ
・義勇さんから鱗滝さんにあてた手紙が1巻3話、アニメ2話でみれる
・手紙の内容から鱗滝さんと義勇さんとの関係や鱗滝さんの能力が分かる
・手紙を出した後の心境の変化は『義勇外伝』で読める
関連記事
コメント