獪岳の過去は何巻何話?
獪岳の過去は何巻何話?
獪岳の過去は17巻145話「幸せの箱」に記載されています。
柱稽古の最中、獪岳が鬼となったせいで育手の桑島さんが切腹したことを知った善逸。無限城での獪岳との再会は怒り以外何物でもありません。
善逸は彼のことを兄弟子として尊敬していましたが、元・鳴柱に認められても、雷の呼吸の型をたくさん習得しても、獪岳はどこか不満げ。
善逸は、幸せを入れるための箱に穴が開いているんだ、と思っています。
ファンブックだと
ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』p154に獪岳のことが載っています。
本編では断片的に語られていた獪岳の過去ですが、ファンブックでは時系列で解説がされているのでオススメ。
ズル賢さは人間の頃から
幼少期の獪岳には家がなく、泥をすするほどの貧しい生活を送っていました。
獪岳は、のちの岩柱・悲鳴嶼行冥が子供たちの世話をしていた寺で一緒に暮らすようになりますが、そのころから悪事を働いています。
金品を盗む
↓
盗んだことがバレ、寺を飛び出す
↓
寺の外で鬼と遭遇し、自分を見逃せばお寺の子供を食べさせてあげると交渉
↓
寺のまわりに焚いていた鬼よけのお香を消し、鬼を寺に入れる
(その結果子供たちは命を奪われ、悲鳴嶼行冥は牢屋に入れられることに…)
寺を出た獪岳は、桑島さんから雷の呼吸を学びますが、修行中に桃をつまみ食いしたりと、決して良い態度とはいえません。
獪岳には確かに能力はありますが、自信過剰で傲慢。
その人間性の欠陥によってか、獪岳は雷の呼吸「壱ノ型」だけが習得できていません。
一番大事な基礎を馬鹿にしていたものと思われます。
勉強にしろ何にしろ、基礎をおろそかにして何かを積み上げても、土台がしっかりしていないと、ある一定の所で頭打ちになってしまいますが、それと同じ。
獪岳の性格を見抜いていた桑島さんは、逆に「壱ノ型」だけを習得していた善逸とセットで、雷の呼吸の継承者として指名します。
自分は認められて当然だと思っている獪岳にとって、格下だと思っていた善逸と一緒にされることは、大変不服だったようです。
その後、任務中に黒死牟と遭遇し、自分の最期を悟った獪岳は、鬼となり生きることを選択します。
まとめ
・獪岳の過去は17巻145話「幸せの箱」で読める
・獪岳は人間のころからズル賢かった
・獪岳は正当に自分が評価されていないと不満をいだいていた
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