我らが水柱・冨岡義勇の「半々羽織」。片身は錆兎の着物と同じ柄です。
錆兎の着物と義勇の羽織の柄の関係を知ると、単なる羽織には見えなくなってきます。
柄の関係性は何巻で確認できるのでしょうか?
「半々羽織」の名付け親は伊之助
義勇さんの羽織の柄は、賛否両論別れるところではあります…。SNS上では、かっこいいと言う人とダサいと言う人が入り乱れています。
私はかっこいい派です。(義勇さんが着ているからカッコよく見えるのかもしれませんが…。)
あの特徴的な柄がひらりと現れると、義勇さん来た〜!とテンションがあがります。
この羽織を「半々羽織」と名付けたのは伊之助。
5巻の那田蜘蛛山の戦いで描かれています。
「半々羽織」というのは伊之助の造語です。
背縫いを境に柄行の異なる反物で1つの着物を仕立てているものを「片身替わり」と言います。
何故、義勇さんは片身替わりの羽織を纏っているのでしょうか?
柄の関係は何巻でわかる?
その理由は15巻とファンブックp49 (電子書籍版はp51)で確認できます。
15巻には義勇の過去が描かれており、ファンブックには義勇の羽織の半分は錆兎の、もう半分は姉の形見の着物だということが記載されています。
義勇には彼を鬼から守って命を落とした姉がいます。
錆兎と共に修行している過去シーンでは、義勇はまだ一色だけの羽織を着ています。この色は蔦子姉さんの着物と同じ色の羽織のようです。
この時点で、義勇は姉の形見の着物を羽織に仕立て直して身に付けていたのかもしれません。
錆兎は義勇の羽織の半分と同じ柄の着物をきています。
ファンブックによれば、この着物はもともと錆兎のお父さんのもの。錆兎もまたお父さんの形見を肌身離さずにいたということになります。
最終選別後に錆兎の着物を受け取った義勇の気持ちを思うと、いたたまれません。
柄についてはこちらにまとめています↓
【鬼滅の刃】義勇の羽織の柄の名前とその意味は?錆兎への思いが…
まとめ
・義勇の羽織の半分は錆兎の、もう半分は姉の形見の着物
・15巻とファンブックp49 (電子版はp51)で錆兎の着物と義勇の羽織の関係がわかる
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