『鬼滅の刃』の登場人物は皆とても個性的。主人公・竈門炭治郎と一緒に活躍している炭治郎と同期の鬼殺隊士・「あがつまぜんいつ」はその中でもひときわ個性派といえるでしょう。
ここでは「あがつまぜんいつ」の漢字の書き方や読み方、変換方法をまとめてみました。
「あがつまぜんいつ」の漢字の書き方は?
いつもは動揺しっぱなし、ビビりすぎ、といった印象の「あがつまぜんいつ」。でも彼が眠ったまま「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」を披露している時の姿はとてもかっこよく、また強く魅力的ですよね。
そんな「あがつまぜんいつ」は、漢字では「我妻善逸」と書きます。
漢字の読み方や意味、由来は?
「我妻」の由来はヤマトタケルの「あゝ我が妻よ!」
名字の「我妻」は「あがつま」のほか、「わがつま」「わがづま」「あづま」などと読みます。最も一般的な読み方は「わがつま」のようです。
宮城県や東京都、や山形県など東日本でよくみられる名字で、武家の血筋にみられます。
「我妻」という言葉の由来は日本書記からきています。
日本武尊が海に身を投げた妻を偲び、
「吾嬬者耶(あづまはや)」(意味:あゝ我が妻よ!)
と嘆いたことからできた言葉だと言われています。
「あゝ我が妻よ!」というフレーズ、善逸にぴったり(笑)
善逸の漢字がぴったり!
「善逸」はあまりよくある名前ではなく、このキャラのために創作された名前なのではないかと思われます。
それぞれの漢字の意味を見てみましょう。
「善」
音読み…「ゼン」
訓読み…「よ(い)」
意味…よいことやおめでたいこと、優れていること、正しいこと
「逸」
音読み…「イツ」(表外読み)「イチ」
訓読み…(表外読み)「はし(る)」「うしな(う)」「そ(れる)」「はぐ(れる)」「すぐ(れる)」「はや(る)」
意味…はしる、にげる、身を隠す、そらす、優れる、抜きんでる、みだら、はやる
二つの文字は「善いことが逸(すぐ)れる」を意味していると取れます。
「善」を「よいこと」と捉えれば「善良さがすぐれる」。
劇中の善逸に質の悪い悪意を感じることはほとんどなく、自分だけ逃げようとすることなどはあっても、生来の人の悪さを感じさせないですし、人が良すぎで騙されることも多々。
いい意味でも悪い意味でも人が良い人間です。
「善」を「優れたこと」と捉えれば「逸れる」との掛け算で秀でた人物なことを強調。
善逸の霹靂一閃は秀逸そのもの。
2つの意味にとれる「善」ですがどちらも当てはまっています。
また、「逸」という字は、「抜きん出る」という意味の他に「にげる」、「みだら」、「わがまま」という意味もあるところが味噌。善逸、全部当てはまります(笑)
「我妻善逸」の変換方法は?
PCなどで変換する際、「あがつま」は予測変換で「我妻」が出てくるので簡単に変換できるでしょう。
問題は「善逸」。「ぜんいつ」と打ってもまず予測変換では出てきません。
「善逸」を変換するには
「善人(ぜんにん)+逸品(いっぴん)」
と打つのが最も近道なのではないか、と思います。
まとめ
・「あがつまぜんいつ」は「我妻善逸」と書く
・我妻姓は宮城県や東京都、山形県に多い
・「善逸」の漢字はその性格にぴったり
・変換する際は「我妻(あがつま)+善人(ぜんにん)+逸品(いっぴん)」
参考:https://kanjitisiki.com/
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