最終決戦で無惨に大きなダメージを与えた珠世としのぶの共同開発の薬。
この薬は何種類あったのか、
どんな効果があるものなのか、
登場シーンと一緒に振り返ってみましょう。
珠世としのぶの薬は何種類?
珠世としのぶの薬は4種類。
・人間返り
・老化
・分裂阻害
・細胞破壊
お館様の提案により、珠世としのぶは鬼と鬼殺隊、敵対するものとしての立場を超え、打倒無惨のために協力することになります。
しのぶは無惨の手強さを考え、薬は複数の掛け合わせにすることを提案。
この案が功を奏し、無惨を倒す大きな力となりました。この二人の薬がなければ、無惨は倒せなかったのではないかと思われます。
1つ目の薬が分解されることを計算に入れ、それ以外の3つの薬がより強力に作用するよう細工されています。
薬の効能や登場シーンまとめ
それぞれの薬の登場シーン、そして薬が効いたのかどうかをまとめてみましょう。
人間返り
・16巻138話「急転」
お館様が自爆した衝撃の回。
爆撃で多少なりともダメージを負った無惨に、珠世が捨て身で薬を持った自らを吸収させます。そのタイミングで悲鳴嶼さんが頸を落としますが、無惨は即座に回復しました。
この時点では薬が効いているのかどうかはっきりしていませんでしたが、第21巻第180話「恢復」で無惨が「効かなかった」と明言しています。
珠世さんの様子からも、この1つ目の薬は体内で分解されてしまう、と見越していたようです。
老化
・22巻193話「因縁の扉が開き始める」
無惨は炭治郎に対峙し、かつて対決した縁壱には遠く及ばないことを認識します。
だから余裕で仕留められる、そう思っていましたが、ギリギリのところで炭治郎が無惨の攻撃をやり過ごしていることに違和感を覚え、自分の動きが遅くなっているという異変に気付きます。
これは珠世としのぶの第2の薬の効果。老化薬が効いてきたからにほかなりません。
この薬は1分で50年老いさせるというもの。
無惨は、この時点で9千年老いています。
分裂阻害
・22巻196話「私は」
老化した体で動きが鈍ったまま伊黒さんと炭治郎に追い込まれた無惨。
窮地に陥ったことを察した無惨はかつて縁壱と戦った時のように、体を分裂させて逃れようとします。しかし、それは不可能でした。
分裂の途中で止まり、かつてのように逃げおおせることはできなかったのです。
これは3つ目の薬の効果。
要所要所で、珠世としのぶの薬がしっかりと効いています……!
細胞破壊
・22巻196話「私は」
無惨が分裂できないことを薬の効果だと悟った時、さらに彼を襲ったものがありました。なんと吐血したのです。
体内に大きなダメージを負ったことは明らかでしょう。
先の3つの薬で弱ったところ、真打として効き始めたのが珠世としのぶの4つ目の薬。
細胞破壊が着実に無惨の体内で起こっています。
ここでも確実に効き目を発揮したようですね。
まとめ
・珠世としのぶの薬は4種類(人間返り、老化、分裂阻害、細胞破壊)
・1つ目の「人間返りの薬」は無惨の体内で分解
・1つ目が分解されることを前提に残りの薬の効果が出るよう細工
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