鬼ながら無惨の支配を受けない特殊な位置にいる鬼・珠世。人を喰らわず生きていけるようですが、やはり鬼。幻惑系の血鬼術を使えます。
ここでは、珠世の能力と技をご紹介します。
珠世の血鬼術は幻惑系
自らの血を媒介
珠世が使う血鬼術は「惑血」といい、自らの血を媒介して発動します。
そのため珠世が血鬼術を使用するには、必ず血を流す必要があるのです。自分を犠牲にしなければ発動できない血鬼術…。
他の鬼も血を媒体にはしているのですが、珠世の場合はちょっと辛そう。
長く人を喰らうことなく生きているので、自らの血を流して発動させる血鬼術は、体への負担も大きいのかもしれません。
匂いで惑わす
血を流し、その匂いが及ぶ範囲であれば無差別に攻撃できますが、匂いが拡散されてしまうと効力は失われます。
ちなみに珠世のような匂いを使用する血鬼術を操る鬼は、劇中では珠世のほかには存在していません。
技一覧
では、珠世の血鬼術「惑血」の技を見ていきましょう。
登場話と効果をまとめています。
視覚夢幻の香(しかくむげんのこう)
2巻14話「鬼舞辻の癇癪・幻惑の血の香り」
<効果>
匂いを嗅いだ者の視界を文様が覆い、周囲の様子がわからなくなる。目隠しのような技。
白日の魔香(はくじつのまこう)
3巻18話「呪縛」
<効果>
自白剤のようなもので、能の機能を低下させて欲しい情報を引き出す技。
この血鬼術をかけられたものは欺いたり秘密を守ったりすることはできない。鬼がこの技をかけられた状態で無惨の名を発動すると呪いが発動して死に至る。
融通無碍の香(ゆうずうむげのこう)
3巻巻末 おまけ4コマ
<効果>
失敗しているので明らかではありませんが、おそらく人の愉快でひょうきんな面を引き出すものではないかと…。自由奔放と言うか。ちなみにこれは炭治郎の真面目過ぎる性格を何とかできないか、と発動した技です。
「融通無碍」とは「行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること」を表す言葉です。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%9E%8D%E9%80%9A%E7%84%A1%E7%A2%8D/
まとめ
・珠世の血鬼術は「惑血」
・匂いで惑わせる幻惑系
・発動させるには血を流す必要がある
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83
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