『鬼滅の刃』には個性豊かなキャラがずらり。特に伊之助はあのイノシシの被り物からして個性の塊と言えます。この伊之助の「ほわほわ」シーンはおすすめシーンの一つ。
ここでは伊之助の「ほわほわ」シーンは、単行本では何巻にあるのか、アニメでは何話なのかをまとめています。また、伊之助が「ほわほわ」するのはどんな時なのかも見ていきます。
伊之助がちょくちょく「ほわほわ」してる!
伊之助の「ほわほわ」シーンは、単行本4巻に収録されている28話と31話にあります。
また、アニメでは15話と16話で見ることができます。
ストーリー的にはちょうど、藤の花の家紋の家での休息から那田蜘蛛山の戦いのあたりになります。
伊之助が「ほわほわ」するのは、
・藤の花の家紋の家でおばあさんに優しくされた時が最初
・那田蜘蛛山で炭次郎にお礼を言われた時
・炭次郎に助けられた時
です。
漫画では伊之助の周りに「ほわほわ」と文字が書かれており、アニメでは伊之助の声で実際に「ほわほわ」とセリフとして言っています。
このことについて、伊之助の声を担当している松岡禎丞さんは、『鬼滅ラヂオ』という公式WEBラジオ番組内で「ほわほわ」シーンをどう表現するか悩んだことを明かしています。
「ほわほわ」が意味するものとは?
伊之助が「ほわほわ」するのは人に優しくされたり、感謝されたりする時です。
漫画でもアニメでも伊之助は「ほわほわ」することに戸惑っている様子が見られます。
「ほわほわ」した後、アニメではいきなり炭次郎と善逸を追いかけているし、漫画では
てめェェ!!
これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇ!!
出典:鬼滅の刃 4巻31話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2016年12月7日第1刷
と炭次郎に叫んでいます。伊之助自身、なぜ「ほわほわ」するのわかっていないのではないでしょうか。
伊之助は猪に育てられ、その後も山暮らしで、人間と一緒に生活したことがありません。
そのため、人が他人に向ける気遣いや親切が理解できません。普通の人なら照れたり感謝されたりするときに伊之助はどうすればいいのかわからないのです。
一時的に面倒を見てくれたおじいさんやその孫・たかはるとのやり取りのおかげで言語は堪能ですが、長期的に一緒にいた訳ではなさそうなので、そのあたりの感情表現というのは難しいのかもしれませんね。
「ほわほわ」は、人と接するのに慣れていない伊之助が、人の優しさに触れた時に戸惑い、どう対処したらいいのかわからない様子が表現されているのではないでしょうか。
そのため、「ほわほわ」は伊之助独自の描写で、特に炭次郎とともに行動するようになってすぐの時によく見られるのだと思います。
まとめ
・「ほわほわ」シーンは単行本4巻の28話と31話
・アニメでは15話と16話
・伊之助が「ほわほわ」するのは、人に優しくされた時
■参考
https://times.abema.tv/posts/7012064
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