獣の呼吸の使い手で炭治郎の同期の鬼殺剣士である伊之助。比較的早い段階から登場してくる主要キャラクターの一人です。
野性味あふれる行動からは想像もつかない女性のような美貌を持つ少年ですが、二刀を操る優れた剣の使い手でもあります。
しかし、伊之助にはある欠点が・・・。

それは人の名を覚えず、勝手に自分が命名したあだ名で相手を呼ぶという癖(ルフィみたい)。
しかも間違いのバリエーションも豊富でセンスも抜群です。
ここでは、伊之助が発した名前の言い間違いを全てまとめて一覧にしました。
伊之助言い間違い記録
炭治郎編

正・竈門 炭治郎→誤・かまぼこ権八郎
4巻第27話「嘴平伊之助」内で伊之助と炭治郎が初めて刀を交え、そのあとで善逸や禰豆子とともに山を下る際の言い間違いです。
炭治郎が名乗った時に伊之助は「かまぼこ権八郎」と言ったのです。全然似てない…。
正・炭治郎→誤・デコ太郎
4巻第29話「那田蜘蛛山」内で操り糸の鬼と対峙した際、炭治郎のことを今度は「デコ太郎」と…。
よっぽど頭突きで負けたのが悔しかったのでしょうか。
正・炭治郎→誤・紋次郎
その2と同じく4巻第29話「那田蜘蛛山」内での言い間違いです。
だんだん「炭治郎」に近づいてきている気もしますが、でも全然違います。
正・炭治郎→誤・健太郎
5巻第35話「散り散り」内での言い間違い。
蜘蛛の鬼の父によって炭治郎が吹っ飛ばされた際に発しました。その4でせっかく「炭治郎」に近づいていたのに、また遠くなってしまいましたね。
正・炭治郎→誤・豚太郎
5巻第36話「これはやべぇ」内で炭治郎が吹き飛ばされて伊之助一人で蜘蛛の鬼の父に対峙した際の言い間違いです。
「アイツが戻るまで…」と炭治郎が戻るまでどうやって凌ぐかを考えた時に発しました。響きはだいぶ「炭治郎」に近くなりましたね。
正・炭治郎→誤・三太郎
8巻第62話「悪夢に終わる」で汽車から投げ出された炭治郎を心配して発したのがこれ。
このころには時々「炭治郎」と名を呼ぶこともあったのですが…うーん。
正・炭治郎→誤・惣一郎
9巻第76話「それぞれの場所で」でなかなか来ない炭治郎を待ちかねた伊之助。
惣一郎はずいぶんと炭治郎から離れてしまっていますね。思わず『めぞん一刻』の惣一郎さんが頭をよぎりました…。
正・炭治郎→誤・炭八郎
12巻第100話「いざ行け里へ!!」で天井に張り付いていた伊之助に気づいた炭治郎に呼び掛けた際の言い間違え。あと一文字です…。
正・炭治郎→誤・炭吾郎
20巻172話「弱者の可能性」の前の空きページにて発せられた言い間違い。
無限城で村田・善逸チームと奇跡の合流。
この時、村田さんの顔面に飛び蹴りを食らわせています。横柄な態度で謝る際に炭治郎を引き合いに出すのですが、名前間違ってます…。
アニメでも沢山言い間違える!
また、本編ではありませんが、アニメ16話の次回予告でもかなりのバリエーションがみられますよ。
大正コソコソ噂話によれば7回に1回は正しい名前を呼べるそうです。
ちゃんと7回目で正解を言ってましたね(笑)
善逸編

正・善逸→誤・紋逸
6巻第49話「機能回復訓練・前編」
カナヲに勝てず、ずぶ濡れで1日を終えた時の言い間違え。あまりに勝てないので、善逸も紋逸に改名しようかなという始末。
正・善逸→誤・紋壱
11巻第91話「作戦変更」
上弦の陸・堕姫の頸をかまぼこ隊で仕留める際に言い間違えています。
柱編

正・冨岡義勇→誤・半半羽織
5巻第38話「本物と偽物」
伊之助が父役の蜘蛛の鬼に頚椎を握り潰される、まさにその時、助けに入ったのが冨岡義勇。その一太刀の威力を目の当たりにした伊之助は義勇に戦いを申し込みます。このとき発したのが「半半羽織」。
冨岡が誰かも知らなかったでしょうが、言い得て妙です。
【鬼滅の刃】義勇の羽織の柄の名前とその意味は?錆兎への思いが…
正・悲鳴嶼行冥→誤・玉ジャリジャリ親父
16巻第134話「反復動作」
岩柱による柱稽古での休憩中に他の隊員たちと食事をとりながら悲鳴嶼さんの話をしていましたね。このときの言い間違いです。
まとめ
もはや言い間違えは伊之助のひとつの特技といっても過言ではないかもしれません。
『鬼滅の刃』の隠れた魅力として、伊之助の言い間違いを読み返しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
■参考
wikipedia
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