鬼舞辻無惨による下弦の鬼達の粛清に面食らった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
テレビアニメ版では第1期の最終話にこのエピソードが配置されたこともあり、その理不尽さは見た人に強烈な印象を残しました。
その粛清を唯一生き残った下弦の壱の鬼。
ここでは無限列車編で炭治郎たちに立ちはだかる下弦の壱についてまとめています。
無限列車の鬼の名前って何だっけ?
下弦の壱の鬼の名は魘夢(えんむ)です。
非常に中性的な容姿をしています。
その性格は狂気じみており、無惨の粛清の際に言い残すことはないかと聞かれて
私は夢見心地で御座います
貴方様直々に手を下して戴けること
出典:鬼滅の刃 6巻52話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2017年5月7日第1刷
と答えています。他の鬼が無惨にひたすら怯えていた姿と全く異なる姿を見せていました。そんな狂気を無惨に気に入られ、無惨の血を分け与えられることになります。
血鬼術は夢を操る能力を使います。相手を夢の中に閉じ込める能力です。
一度この術にかかった相手は身体を動かせなくなるため、実質、魘夢に立ち向かう術を封じられてしまいます。
夢の中には「精神の核」と呼ばれるものが存在し、それを破壊されるとその人は廃人となります。「精神の核」を壊すべく鬼殺隊の夢の中へ送り込まれるのは、現実から逃避したい市井の人。
夢はその主の影響が大きく、魘夢自体は、自ら他人の夢の中に入ることはしません。
卑怯というかなんというか…。
また作中では列車と融合する能力も見せており、頸の位置を隠すばかりか乗客全てを人質にとるなど悪知恵に長けた戦い方で炭治郎たちを苦しめます。
印象に残るキャラだけど、性別は男?
中性的な容姿の魘夢ですが、性別は男だと推測できます。
まず一人称が「俺」であること。
またスピンオフ作品「キメツ学園」では魘夢民尾(えんむたみお)と名付けられており、このことからも作者が性別を男として考えていることが読み取れます。
9巻巻末の魘夢民尾のプロフィールをみると「彼女はいない」そうです。
「キメツ学園」では本編とは別の意味で生粋の変態です。
まとめ
・下弦の壱の名前は魘夢
・夢を操る血鬼術を使い列車とも融合
・性別は男
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