炭治郎と同期である「つゆりかなを」は、炭治郎たちとは異なる不思議な佇まいを持った女性です。
ここでは「つゆりかなを」の漢字の書き方や意味をご紹介。
実在する苗字なのかもわかりますよ。
つゆりかなをの漢字はこう書く
『鬼滅の刃』は登場人物や劇中で披露する技の名前の漢字が難しいことでも有名。
とても読めないような難しい読み方をすることも多く、それがまた『鬼滅の刃』の世界に謎めいた空気をプラスしています。
「つゆりかなを」も聞いただけではどんな字を書くのか、全くわからないですよね。
「つゆりかなを」は、「栗花落カナヲ」と書くのです。
名前はカタカナなのでともかく、名字はなかなか難しいですよね。PCなどでも変換できないことが多いでしょう。
「栗(くり)」+「花(はな)」+「落下(らっか)」や「落ちる」で変換する
と早いです。
漢字の意味を解説
では一つ一つ漢字の意味を見ていきましょう。
(独特の雰囲気を持った美しい彼女の名前ですから、やはり正しい書き順できれいに書きたいもの。書き順のわかるURLも一緒に添付しています。)
「栗」
音読み…「リツ」「リ」 訓読み…「くり」「きびしい」「おののく」
意味…くり(ブナ科の落葉樹、またはその実)。このほかにきびしい、おごそか、おののく、おそれるなどの意味もあります。
書き方…kakijun
参考…https://kanjitisiki.com/zinmei/232.html
「花」
音読み…「カ」 訓読み…「はな」 表外読み…「ケ」
意味…草木のはな。または花のようなかたちのものや、美しいものを例える際に使用されることもあります。
書き方…kakijun
参考… https://kanjitisiki.com/syogako/syogaku1/09.html
「落」
音読み…「ラク」 訓読み…「おちる」「おとす」 表外読み…「さと」
意味…下におちる。敗れる、落ちぶれる、失うなどの意味があります。また、むらざとを指したり、さびしくひっそりとした様子を意味したりすることも。
書き方…kakijun
参考…https://kanjitisiki.com/syogako/syogaku3/190.html
一般的に知られていない意味もあり、なかなか漢字は奥が深いですね。
実在する苗字なの?
この「栗花落」という苗字は、非常に珍しい苗字ではありますが実在します。
日本全国に60人程度、主に兵庫県神戸市でみられる苗字だということ。
起源は天平時代にまでさかのぼり、歴史ある名前の一つとなっています。
「栗花落」という苗字の詳細な由来については諸説あります。
山田左衛門尉真勝と白滝姫という夫婦に関わる伝説に登場。
「栗花落」は「栗の花の落ちる」季節である梅雨を表現した苗字
と言われています。
語源→ | 転訛→ | 当て字 |
梅雨入り(つゆいり) | つゆり、ついり | 栗花落(つゆり) |
参考:
https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E6%A0%97%E8%8A%B1%E8%90%BD
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/6290
https://camp-fire.jp/projects/193197/activities/107129
まとめ
・「つゆりかなを」は「栗花落カナヲ」と書く
・栗花落という苗字は実在する
・栗花落の語源は「梅雨入り」(梅雨時期に栗の花が落ちる)
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