沼落ちしてしまう漫画『鬼滅の刃』(作者・吾峠呼世晴)。原作とアニメにはどんな違いがあるのでしょうか。
それぞれのおすすめの楽しみ方と一緒にみていきましょう。
原作漫画とアニメを比較
原作漫画 | アニメ | |
良い点 | 先のストーリーまで読める 特典も満載 言葉の威力を文字で確認できる | 美しい画と音楽で『鬼滅の刃』の世界に入り込める 声優が良い 戦闘シーンが素晴らしい |
悪い点 | 絵に関しては賛否両論 | テンポが気になる |
原作漫画の特徴
漫画版で読むメリットは、なんといっても先のストーリーまで読めるということ。アニメで描かれたのは単行本の7巻の途中までの内容に過ぎません。
『鬼滅の刃』の良さはまだまだその先にあります。
7巻以降の炎柱・煉獄杏寿郎や音柱・宇髄天元とのやりとり、上弦の鬼との過酷な戦い、炭治郎と同期の才能の開花などなどなど。
先の見どころは語り尽くせません!
また、単行本の所々には作者の小言や、キャラクターの裏設定など、単行本でないと知ることができない特典が満載です。
あのキャラクターはこんな過去があったんだなぁなんて考えながら読むと、感動も大きくなることでしょう。
そして『鬼滅の刃』の魅力の一つに言葉の力があります。言葉の持つ威力と重みを感じることができるのはやはり文字で確認できる原作。
アニメでもセリフの凄さは伝わりますが、意味がわからない時もあります。セリフの文字を視覚化している原作だからこその強みです。
逆に賛否両論ある点も。
漫画だと絵が少し粗いということが言われています。
原作の絵に関しては、「あまり好きじゃない」「ジャンプっぽくない」「アニメを見て原作も読んでみたけどちょっと絵が…」という意見がみられます。
こればっかりは好みの問題もあるかと思いますが、とくに初期の方の描写やバトルシーンの描写の物足りなさが「あまり好きじゃない」「ジャンプっぽくない」などとと評されているのかなと。
アニメの特徴
アニメ『鬼滅の刃』はとにかく作画が美しいです。
キャラクターデザインも非常に魅力的ですし、バトルシーンがとにかくすごい迫力です。
漫画ですとなかなかその全てを表現するのは限界がありますが、アニメ『鬼滅の刃』ではオリジナルのバトルシーンも増えて、鬼との戦いの臨場感が何倍にも増しています。
呼吸のエフェクトの表現なども、とにかくこだわっています。
ちなみに水の呼吸のエフェクトは葛飾北斎由来のもの。神奈川沖浪裏の荒波がアニメで動く様を北斎に見せてあげたい!
さらにそこに和テイストのBGMも加わり、声優陣も色を添えています。
声優陣の豪華さは雑魚鬼クラスでも。
一方で気になる点も。
原作ではかなりテンポ良くストーリーが進んでいくことで有名な『鬼滅の刃』。原作ファンの方々にとってはアニメ版は少しテンポが悪く感じられるようです。
原作を補完するように場面を増やして制作されているからでしょうか。
スピード感をもとめる方にとっては、じれったい部分があるのかもしれません。
おすすめの楽しみ方は?
おすすめの楽しみ方は「原作と比較しながらアニメを見る!」です。
もちろんアニメだけ見ても面白い『鬼滅の刃』ですが、「原作のここがこのように膨らましてあるのか」と原作と見比べながら見るとさらに楽しむことができます。
原作では誌面の都合上、入れられなかったシーンもアニメで盛り込んでありますし、アニメではちょっと意味がわからない言葉も原作の漢字を見るとなるほどと思えたり。
原作とアニメが相乗効果で作品の面白さを作っています。
まとめ
・ストーリー先取りと特典、言葉が魅力の原作
・世界観に入り込めるアニメ
・原作と比較しながらアニメを見るのがおすすめ
参考
https://mantan-web.jp/article/20190505dog00m200024000c.html
https://news.livedoor.com/article/detail/17760339/
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