『鬼滅の刃』連載前の短編をまとめた吾峠呼世晴短編集。
気になる掲載内容やページ数、購入価格をまとめました。
試し読みできるサイトとネットの感想も。
短編からすでに吾峠先生の才能を感じ取れますよ。
短編集の試し読みはある?
電子書籍サイトで試し読みが可能。
冒頭からの32ページまでを試し読みできます。
https://booklive.jp/product/index/title_id/647113/vol_no/001
内容と値段をみてみる
内容
『過狩り狩り(かがりがり)』
『文殊史郎兄弟(もんじゅしろうきょうだい)』
『肋骨(ろっこつ)さん』
『蠅庭(はえにわ)のジグザグ』
という4作を掲載した207ページの短編集。
『過狩り狩り』は『鬼滅の刃』の前身ともなった作品です。
値段は?(紙版・電子版)
紙版:税込484円
電子版:税込459〜460円
(2020年7月29日現在)
紙版は配送料がかかることもあり、電子版がお得。
書店でも同じく税込484円で販売されています。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784088820842
感想は?評判はいい?
内容と値段はわかったけど…おもしろいの?
と購入を悩んでいる方もいらっしゃるかと。
ツイッターでの感想をみてみましょう。
こちらのツイートのように、鬼滅とはだいぶ違った作品だけど良いという感想が多いです。
他には4ツイートに分けて「良い」驚きを語っているかたも。
単行本と同じ価格でよい作りに驚く方まで。
レビューサイトでもよいコメントが多いです。
初期の頃の作品集とのことで、確かにまだまだ粗削りな印象はあるものの、すでに独自の世界があるような感じ。どの作品も鬼滅の刃に通じるものがある。この作者さんにとってよっぽど鬼滅の刃が思い入れのある、描かずにはいられない作品なのだなあと感じさせられた。迷った末に買ってよかった。
https://bookmeter.com/books/14614545
全4編。短編集とあるが、4作とも50ページ位ある。結構長い。「鬼滅の刃」のプロトタイプである冒頭の「過狩り狩り」。珠世さんやっぱり美人。愈史郎普通にイケメン。無惨の前身もいる。後の3作は現代が舞台。共通項も判りやすい。頭の壊れたヒーロー。勧善懲悪の息苦しさ。悪を葬ってもあまり変わらない日常。ガロを思わせる画風も相俟って、とてもジャンプ作家の漫画を読んでいるようには思えない。描きたいものしか描けない、ある意味不器用な方なのだろうか? そんなところから超人気作が生まれたりするのだから、世の中本当に判らない。
https://bookmeter.com/books/14614545
こちらの方は吾峠先生の才能に驚いている気がしますね。
私も読みましたが、初期作品とあって、絵はまだそんなに上手くはないです。
ただそれに勝る言葉の力、独特の世界観に惹かれる作品集だなと。
虫にまつわる言葉にドキッとし愛児院のマミコさんの言葉からはエグられながらも包まれている感じを受けます。
アクの強い作品ばかりなので、確かに「週刊少年ジャンプ」には濃度が強いかもしれませんが、このアクの虜になってしまう方は多いんじゃないかと。
「文殊史郎一族は特殊能力をもった人間なのか単なる化け物なのか?」
「神器って浄化師全員持ってるのかな、作れるのかな?」
など、短編なのでいろいろと細かい部分が不明なところがありますが、そう言う疑問が出てくるのも作品に魅力がある故。
まとめ
・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)短編集の試し読みは電子書籍サイトで可能
・ツイッター、レビューサイトともに鬼滅に繋がるものがありつつ別の作品として楽しめると評判良し
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