お館様とあまね様が結婚したのはいつ?
若くして結婚した理由は?
そんな疑問にお答え。
結婚したのはお館様、あまね様が何歳の時?
お館様の年齢:13歳
あまね様の年齢:17歳
年の差:4歳
記載箇所:16巻137話「不滅」扉絵横の空ページ
結婚早くない?理由は?
産屋敷家は短命の一族です。
鬼を一族から出してしまった呪いによるもので、特に男子は一人を残して全員が亡くなるのが常。女子も13歳までに名字を変えなければ、死ぬ運命にあります。
また生き残った男子も、30歳以上まで生きたためしはないということ。
そのため、お館様というか歴代当主はできるだけ早く結婚して子供をもうける必要があったということでしょう。
記載箇所:
16巻137話「不滅」
公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」大正コソコソ噂話(p41)
結婚した年は何年?明治?大正?
お二人が結婚したのは大正ではありません。
お館様は23歳で亡くなっていますので、お二人の結婚時期は無限城編の10年前ということに。
物語の始まりは1912年の年末ごろと仮定できます↓
推定時期 | 期間 | 備考 |
1912年年末 | 第1話「残酷」 | |
2年間 | 炭治郎、鱗滝さんの元で修行 | |
1914年年末〜 1915年初め頃 | 最終選別(手鬼戦) | |
3ヶ月 | 那田蜘蛛山戦の療養期間 | |
4ヶ月 | 無限列車戦の療養と蝶屋敷での鍛錬期間期間 | |
2ヶ月と1週間 | 遊郭戦の療養期間 | |
1週間 | 小鉄の特訓 | |
2週間? | 刀鍛冶の里戦の療養期間 | |
1ヶ月程度? | 柱稽古 | |
1日 | 無限城編 | |
3ヶ月 | 蝶屋敷で療養 |
となれば、無限城編は1915年の終わり頃。
結婚した年は1905年(明治38年)と推測されます。
当時の民法的にはOK?
お二人が結婚したのが推定明治38年。
明治民法によれば「男性17歳、女性15歳」で法律上は結婚可能となっています。
ということは、法律的にはNG。
では、この時代に一般的だったのか、平均初婚年齢を見てみることにしましょう。(人口動態統計と人口静態統計で計算方法が異なるようなので、ここではざっくりと)
<「人口動態統計」の場合>
年 | 男性(歳) | 女性(歳) |
1908年 明治41年 | 26.8 | 22.9 |
1920年 大正9年 | 27.4 | 23.2 |
<第一回国勢調査による「人口静態統計」の場合>
年 | 男性(歳) | 女性(歳) |
1920年 大正9年 | 25.0 | 21.2 |
どちらの数字を見るにしても、当時の世間一般と比べてお館様たちの結婚はちょっと早すぎる感があります。
ただ、産屋敷家のような資産家が「当時の世間一般」に該当するのかは別問題。
家と家との結びつきが大きい時代なので、最初のうちは内縁関係にしておき届けは法律に基づいた年齢で提出 、というのもありかと。
まとめ
・結婚時のお館様の年齢は13歳
・あまね様は17歳
・結婚した年は推定1905年、明治38年
参考:https://law-platform.jp/hist/129089d/129089_131009/AQL9AQEB
https://www3.nhk.or.jp/news/special/adult-age-reduction/featured-articles/detail/detail_11.html
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2013.asp?fname=T06-23.htm
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2004/html_h/html/g3350000.html
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