アニメのオープニング曲「紅蓮華」。曲名の読み方は勘違いしていることが多く、難易度高め。
ここでは曲名の読み方や込められた意味にスポットを当ててみます。
これを読めば読み間違えて赤っ恥、なんてことを防げますよ。
歌の読み方は何?漢字が難しい
歌のタイトルは「ぐれんげ」と読みます。
「ぐれんか」や「ぐれんばな」と勘違いしないよう注意!
紅蓮華の意味は?
紅蓮華は赤い色の蓮を指します。
曲名である「紅蓮華」の意味については、作詞したLisaさん本人がTwitterで以下のように語っています。
蓮の花は、水の底に根っこを作り、水の上まで茎をのばして咲く花のこと。
泥から伸びて綺麗な花を咲かせることから仏教では極楽浄土に咲く花とされ、慈悲の象徴とされています。
なんだか鬼にも憐みを持って接する炭治郎のことを指しているよう。
また「紅蓮地獄」、「傷だらけになっても咲き誇れ。」という言葉から単なる赤色の蓮というわけではないと捉えられます。
紅蓮地獄というのは、八寒地獄の一つ、鉢特摩(はどま)地獄のこと。
仏語。八寒地獄の第七(鉢特摩(はどま))。ここに落ちた者は、寒さのために皮膚が破れて血が流れ、紅色の蓮の花のようになるという。
https://kotobank.jp/word/%E7%B4%85%E8%93%AE%E5%9C%B0%E7%8D%84-486885
赤く染まった蓮を傷だらけになった自分自身と重ねているのかもしれません。
またインタビューではこのように語られています。
“紅蓮華”は「守りたいものがあるから攻めていく」っていう以前のわたしのスタンスではなくて、守りたいものができてしまったことによる嬉しさ、つらさみたいなものも組み込んである曲なんですね。
https://ddnavi.com/interview/547546/a/
自分自身を裏切れない、応援してくれる人を裏切れない。
苦しい。
でもまだ咲きたい。
そんな思いが伝わります。何だか炭治郎に似てるなと。
炭治郎自身も辛くて辛くて。でも禰豆子を守らなければならない。
逃げ出したいことも辛いこともあるけど、逃げたくない。
禰豆子を人間に戻したい。
Lisaさんの人生がそのまま炭治郎とシンクロしたかのようです。
《世界に打ちのめされて/負ける意味を知った》から歌詞を書いていきました。
https://ddnavi.com/interview/547546/a/
ここがこの歌の心臓。
個人的にこの歌で一番心に残るフレーズです。
曲を聴きながら、自分自身の経験に重ね合わせ、涙した人は多いのではないかと。
自分が弱いことを知っていて、それでも立ち向かって行く炭治郎に、勇気をもらえるような気がしてきます。
「負ける意味」を自分の中に落としこんだ人でないとこのフレーズは書けません。
まとめ
・歌のタイトルは「ぐれんげ」と読む
・紅蓮華は紅色の蓮のこと
・曲名の「紅蓮華」には紅蓮地獄に咲く花(=自分)と言う意味が込められている
参考
https://ddnavi.com/interview/547546/a/
https://horti.jp/8735
https://mayonez.jp/topic/1007300#num_1391749
http://www.otani.ac.jp/yomu_page/b_yougo/nab3mq0000000pu3.html
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