ド派手な言動と風貌で読者のハートを掴んでいる宇髄天元。
彼は上弦の陸との闘いの後に柱を退く決断を下します。
ここでは引退理由と引退後の宇髄天元に注目。
お給料もざっくり計算してみました。
宇髄天元の引退理由は?
宇髄天元は、上弦の陸(堕姫・妓夫太郎)との死闘の末、左腕と左目の視力を失ってしまいます。
柱としての戦闘能力を失ったと判断した彼は、柱を退くことに。
ただし、彼が引退を決断した理由はこれだけではなさそうです。
伊黒小芭内は、負傷した宇髄天元に対し
お前程度でもいないよりはマシだ
死ぬまで戦え
出典:鬼滅の刃 11巻97話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2018年6月9日第1刷
と言います。
それに対し宇髄天元は
いいや若手は育ってるぜ
確実に
出典:鬼滅の刃 11巻97話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2018年6月9日第1刷
と、炭治郎のことを匂わせます。
炎柱同様、音柱にも継子はいません。
この状況下で柱2名が不在となることは、鬼殺隊としてかなりの痛手なはずです。
それでもなお引退を選んだ宇髄天元。
上弦の陸との戦いにおける炭治郎の激闘と剣士としての成長は、彼が柱を退いてもいいと思わせる要因の一つだったのではないでしょうか。
【鬼滅の刃】妓夫太郎(ぎゅうたろう)堕姫(だき)戦は何巻何話?
引退後は若手育成に
鬼殺隊には所属
宇髄は柱こそ退きましたが、鬼殺隊を辞めたわけではありません。
引退後は前線で鬼と戦うのではなく、隊士の育成、お館様の護衛などといった任務にあたっています。
前線では戦えないので
柱稽古
悲鳴嶼行冥の提案で始まった柱稽古ですが、その第一の試練となるのが、宇髄天元による基礎体力向上訓練。
この柱稽古の目的の一つは、隊士の剣術向上です。
そしてもう一つは、柱自身の体力向上、更には「痣」を出現させることです。
柱を引退した宇髄は後者の目的は果たせませんが、相変わらずのド派手なしごきで、隊士の体力向上に尽力しています。
お館様の護衛
先代のお館様(産屋敷耀哉)も歴代同様、常に鬼たちから命を狙われているにも関わらず、護衛をつけることはしませんでした。
鬼舞辻無惨襲撃の際には、自らの意思で命を落されています。
新しく当主となったお館様(産屋敷輝利哉)の命こそはと、尚且つ、指揮に専念できるようにと、同じく元柱である煉獄杏寿郎の父とともに宇髄もお館様の護衛についています。
この辺の経緯は描かれていませんが、正念場ですし、柱ではないからと輝利哉の方も納得したのかなと。
お給料は出てるの?
ところで柱を引退した場合、お給料は出るのでしょうか?
柱は退いたものの、鬼殺隊を辞めているわけではないので、お給料は出ていると思われます。
鬼殺隊の給与形態で明らかにされているのは、
・一番下の階級である癸の月給が約20万円
・柱は欲しいだけもらえる
・育手にも出ている
(公式ファンブック参考)
この3点。
欲しいだけとは言っても基準が欲しいところです。
奇遇にも国家公務員にも鬼殺隊と同じく、給与の算出にあたって10段階の階級がある業種があるようです。
大卒の初任給が癸との額に近いのでこちらを参考にして算出すると、
あくまで概算ですが、甲で約60万
鬼殺隊が仮に政府の組織だったなら、柱は70万以上と予想されます。
自衛隊の幹部候補になると年収約1000万あたり。
ボーナスなどを加味するとこのくらいの数字なのかなと。
柱引退がどの水準に値するのかは定かでありませんが、月に20~60万ほどのお給料がでているのではないかと言えそうです。
また、退職金(柱引退金?)がもしあったとすると、
- 15歳の時点ではまだ鬼殺隊ではなかった
- 柱になるまでの平均5年かかる
- 鬼殺隊の定年は25歳くらい?(痣の出現の兼ね合い)
以上を踏まえ現代の国家公務員退職金より算出すると、退職金は約3000万あたりかと。
ただ、鬼殺隊は政府非公認。
給与の匙加減も当主・産屋敷家の財力次第のところがあります。
ちなみに体操日本の金メダリストとなった宇髄天元の子孫、宇髄天満選手。
内村航平選手のようにシンボルアスリート契約(肖像権をJOCが管理するCM出演制度)を結んでいれば年間1000万程度の収入はあるかと推測されます。
ですが、いろいろ制約もありそう。
天満選手、自由そうですし、個人でスポンサー契約結んでそうです。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1543811420
https://careergarden.jp/jieitai/salary/
https://www.jinji.go.jp/kankoku/h17/pdf/h18.4houkyuhyou.pdf
https://www.joc.or.jp/sp/news/detail.html?id=11181
https://number.bunshun.jp/articles/-/827091
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%89%8B%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3
まとめ
・宇髄天元は上弦の陸との戦いで左手・左目を失い、前線で戦うことが困難となったため柱を引退
・炭治郎の剣士としての成長も、宇髄天元引退の要因だったと考えられる
・引退後は隊士の育成やお館様の護衛として鬼殺隊を続けている
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