謎の多い「青い彼岸花」。
実は、「青い彼岸花」と竈門家には深い関係が!
本編の初期段階ですでに最終回の伏線がきっちり張られていたんですね。
ここでは
「青い彼岸花はどこに登場しているの?」
「竈門家との関係は?」
という疑問にお答え。
青い彼岸花は何巻何話に登場?
何巻何話?
5巻39話「走馬灯の中」
…走馬灯の中
8巻67話「さがしもの」
…猗窩座の報告
「〝青い彼岸花〟は見つかりませんでした」
12巻98話「上弦集結」
…無惨様のお説教
15巻127話「勝利の鳴動」
…無惨を鬼にした医者の話
23巻205話「幾星霜を煌く命」
…新発見の青い彼岸花、嘴平青葉枯らす
カラー版では赤い彼岸花?
17巻146話「誇り」
…気を失っている善逸が見た、三途の川の辺
赤い彼岸花は「天上の花」とも。
ファンブック
鬼殺隊見聞録 p92
…青い彼岸花の簡単な紹介
鬼殺隊見聞録・弐 p130
…生息地判明
・炭治郎の母、葵枝は青い彼岸花の咲く場所を知っていた
・炭治郎も見たことがある
(六人兄弟で見たことがあるのは炭治郎のみ)
・咲いている期間や時間はわずか
・場所はかつて縁壱の妻、うたが埋められた場所
鬼殺隊見聞録・弐 p137
…生態について
・一年に一度咲くかどうか
・昼間の数分から数十分しか咲かない
・閉じると大きめの土筆にみえる
・無惨は自分を鬼にした医者の住まいが東京だったため、重点的にこの地域を探すが手がかりは掴めず
青い彼岸花は竈門家と関係が!
走馬灯をよく見ると…
「青い彼岸花」という言葉が初めて出てきたのは8巻67話。
猗窩座が無惨の下に報告する場面です。
内容は煉獄杏寿郎の死と「青い彼岸花」についての捜査報告。
確かに「青い彼岸花」という物の存在が示唆されたのはこのシーンなのですが、
「青い彼岸花」そのものの初登場シーンは実はもっと前。
累戦で炭治郎がみた走馬灯の中です。
5巻39話をよくよくみてみると確かに彼岸花の描写があるんです。
カラーでは見れないため、
これが赤なのか青なのかと不明というところで、決定打にかけていたのですが、
ファンブック第二弾「鬼殺隊見聞録・弐」を読むと解決。
累と戦っていた時に見た走馬灯で、
青い彼岸花のことも一瞬思い出しています。
『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2021年2月9日第1刷
累戦での走馬灯の中で炭治郎が思い出していたのはまさしく「青い彼岸花」。
アニメだと19話「ヒノカミ」に当たります。
ただここでの走馬灯は思い出の破片の描写が多すぎて…。
アニメ19話での「青い彼岸花」の存在確認はなかなか難しいです。
花の咲く場所はどこ?
「青い彼岸花」の咲く場所を知っていたのは、炭治郎の母・葵枝。
炭治郎が見たことがあるのも自然の流れです。
その場所はかつて、日の呼吸の剣士である継国縁壱の妻・うたが埋葬された場所になります。
無惨は竈門家を襲撃していますが、22巻196話の禰豆子の回想を見るに、
竈門家と「青い彼岸花」のことを知らずに襲っているようです。
気まぐれに襲った屋敷の傍によもや「青い彼岸花」が生息していたとは。
目と鼻の先に有ったんでしょうに…。
最終回で研究していたのは?
最終回でも「青い彼岸花」が登場します。
現代に発見された新種の植物で、未発見の特殊な成分が含まれており、国内外から注目を集めていた様子。
研究していたのは伊之助とアオイの曾孫・嘴平青葉。
公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』に収録されている
特別描き下ろし漫画「炭治郎の近況報告書」や伊之助の「大正コソコソ噂話」をみると、
無惨との戦いの後、伊之助は竈門家で暮らしています。
彼の曾孫が「青い彼岸花」を研究することとなったのは必然なのかもしれません。
まとめ
・「青い彼岸花」の初登場は5巻39話「走馬灯の中」
・最終回に鬼滅世界の現代で登場
・公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』に詳細がある
・伊之助とアオイの子孫が「青い彼岸花」を研究していたのは自然な流れ
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