青い彼岸花とは実在する花?花言葉や正体は?

鬼滅最大の謎とされていた「青い彼岸花」。この伏線をどう回収するのかが気になっていた方も多いかと。最終話で見事に登場しましたね。

ここでは、謎の多い「青い彼岸花」について見ていきます。実在する花かどうかや花言葉などについても掘り下げてみましょう。

青い彼岸花は実在しない

鬼舞辻無惨を鬼化した薬の材料であり、薬名である「青い彼岸花」。

日光を克服するため何百年も探し続けてきたわけですが、結局無惨はその死まで、青い彼岸花を見つけることはできませんでした。

現実の世界においては青い彼岸花は存在しません。

青い彼岸花が気になって実際に見てみたい、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、無惨並みに探しても見つからないのであしからず。

彼岸花とは

どんな花?

彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。

日本では田畑の畔などに生息し、鮮やかな紅色の花を咲かせることでよく知られています。

近年では田畑が減りつつある都市部では見かけることが少なくなりましたが、一昔前までは比較的よく見かける野の花でした。

花はいつ咲く?

花は秋の彼岸のころ(秋分の日を中日として前後各3日)に突然に花茎をのばし、朱色がかった鮮やかな紅色の花を咲かせます。

この開花の時期から「彼岸花」と日本では呼ばれるようになった、とされています。

毒もあるよ

彼岸花は毒のある植物としても有名です。

特に球根部分は要注意

球根部分には吐き気や腹痛、下痢、重症になると中枢神経麻痺を引き起こすアルカロイドが含まれています。

経口摂取した場合は、最悪の場合死に至る可能性もあるそうです。

田畑の畔や墓地に群生しているのも、元々はその毒性からモグラやネズミ避けとして利用されていたとの説もあります。作物やご遺体を守る結界といったところでしょうか。

別名がいっぱい

彼岸花は、別名をたくさん持つ花としても知られています。

最も有名なのは「曼殊沙華マンジュシャゲ」。

曼殊沙華はサンスクリット語で「赤い」を意味する「manjusaka 」の音写であり、法華経に由来する言葉です。

法華経ではお釈迦さまが大乗の経を説かれた時に、天が曼荼羅華マンダラゲ魔訶曼荼羅華マカマンダラゲ曼殊沙華マンジュシャゲ魔訶曼殊沙華マカマンジュシャゲの4種類の花(華)を降らせて祝福したとされており、その4種の中の1種である「曼殊沙華」は「赤」であるとされているため、彼岸花は曼殊沙華と名付けられた、ということ。

そう考えると、彼岸花(曼殊沙華)は天上の花であると捉えることができますね。

このほかにも死人花、葬式花、火事花、墓花、地獄花などの異名もあります。家に持ち帰ると火事になる、という言い伝えがある地方も。

不吉なイメージのする別名が多いのはお彼岸という時期に咲くことやその鮮やかな赤色が「血=死」や「炎」を連想させるからなのではないかと思われます。

彼岸花の別名一覧!鬼が関係するものは?【鬼滅の刃】

色の種類

彼岸花の学名はリコリス・ラジアータ。リコリスの一種です。

彼岸花の仲間であるリコリス属には白い「シロバナマンジュシャゲ」や黄色の「ショウキズイセン」、オレンジの「さつま美人」などさまざまな色のものがあります。

これ以外にもオレンジピンクやチェリーピンクなども存在するようです。

青い彼岸花はないけど…

皆さんがよく知っている赤い彼岸花がそのまま青くなったものは存在しませんが、ヒガンバナ科で広げて見てみると青いものも存在します。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属では、花弁はピンクですが花弁の先端が青くなるリコリス・スプレンゲリがあります。和名はムラサキキツネノカミソリ(紫狐の剃刀)。

またヒガンバナ科アガパンサス属のアガパンサスがごく薄い水色〜紫のような色をしていますが、いずれも「青い彼岸花」と聞いてイメージするような真っ青ではありません。

花の形が彼岸花とは大きく異なりかわいらしいイメージになりますが、薄青の花を咲かせるハナニラも実はヒガンバナ科なんですよ。

花言葉は?

彼岸花の花言葉はその別名のイメージから不吉なものが多いのかと思いきや、必ずしもそういうわけではないようです。

色別に花言葉をみてみる

…情熱・諦め・悲しい思い出・独立・再会など

…再会を楽しみに・思うはあなた一人など

…悲しい思い出・追想・深い思いやりの心など

青い彼岸花は実在しないので花言葉もありません。

結局、青い彼岸花の正体は?

最終回でちらりと登場した「青い彼岸花」。

青い彼岸花の正体には伊黒説とか禰豆子説とかいろいろありましたが、本当に植物として鬼滅の世界の中で存在。

一応、無惨を鬼にした医師の書類に青色の彼岸花の存在が確認されてはいたようですが、実際に登場したのは最終回のみ。

ただ、研究者のうっかりミスで全部枯らしてしまい、結局、謎のままこの世から消滅してしまいます

何故、鬼である無惨には発見できなかったのでしょうか?

実は「青い彼岸花」は、1年のうちたった2〜3日、しかも日中にしか咲かない花。

いくら探しても見つからないはずです。探す側は日の光に当たったら消滅しちゃう方々なのでこればっかりは…。

しかもそれを発見、研究していたのは伊之助とアオイの子孫と思われる嘴平青葉

「アオイ」「青葉」と、青を感じさせる単語が並びましたね。人名や技名にさまざま意味を含ませる吾峠先生のこと、これはただの偶然とは思えません。「葉」は「琴葉」からでしょうか。

アオイは蟲柱の胡蝶しのぶから薬学を教わっていました。

TVアニメ「鬼滅の刃」次回予告第二十四話

鬼が滅んで平和な世の中になってからも、アオイが薬学の研究を続けていた可能性はあります。また伊之助は相変わらず山好きでしょうから、彼らの子孫が植物学者になっているのは至極当然な流れかと。

その過程で、何らかの「青い彼岸花」の秘密を見つけたのかもしれません。

それはもしかしてとても断片的なものだった可能性もありますが、時を経て子孫に伝えられ、青葉が「青い彼岸花」を発見するに至ったのではないかとも推測できます。

ちょっと横道にそれますが、青いバラもかつては存在しませんでした。

「青いバラ」といえば「不可能」「ありえないこと」のたとえに使われる言葉、として存在していたといっても過言ではありません。幻の青いバラは長きにわたって人類の憧れの存在。

しかし長年の研究の成果が実り、ついに2000年代に入ってサントリーが青いバラを完成。現在は市販されるまでに普及し、私たちも青いバラを手にすることができます。

世代を超えて、以前無かったものが発見、あるいは不可能と言われていたことが可能になることは多々あります。

青い彼岸花も必要とする者がいなくなった後にそれが発見されるというのは皮肉なことですが、ありうる話。

人を鬼化する薬ができるとも限らないので、その前に枯らしちゃったのは結果的に良かったのかと思います。

青葉は研究所馘になりそうですが…。

まとめ

・「青い彼岸花」は実在しない

・彼岸花には曼殊沙華(天上の花)や死人花、葬式花などのさまざまな別名がある

・彼岸花の花言葉は情熱・諦め・悲しい思い出など

・「青い彼岸花」は鬼滅の世界で植物として存在したが実態は謎のまま

参考:https://kimetsu.com/
https://horti.jp/2459
https://lovegreen.net/languageofflower/p29887/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A
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https://www.weblio.jp/content/%E5%9B%9B%E8%8F%AF
https://tenki.jp/suppl/romisan/2016/05/28/12411.html
https://www.suntory.co.jp/sic/research/s_bluerose/

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