遊郭編に登場する堕姫(だき)は頸を落とされましたが、消滅しませんでした。
なぜ堕姫は頸を斬られても塵にならないの?
ここでは堕姫が消滅しない理由をさっくりお答え。
堕姫の頚を斬ったけど…
普通なら頸を斬られると…
『鬼滅の刃』に登場する鬼は、
原則として
・太陽の光を浴びる
・日輪刀で頸を斬られる
このどちらかで消滅します。
頸を斬られたのにしゃべってるのは何巻何話?
しかし、堕姫は炭治郎たちとの闘いの中で、
頸を斬られても消滅しません。
話数でいうと
10巻85話「大泣き」
にあたります。
堕姫の中にある鬼舞辻の血に記憶を揺さぶられた禰豆子。
彼女は堕姫に大きなダメージを与えますが、鬼化が急激に進み、人としての自覚を無くしかけます。
炭治郎は禰豆子を抑えながら堕姫の攻撃を攻撃を躱し、さらに周囲の人の安全確保にも頭を悩ませなければならない状況に。
ここに割って入ったのが音柱・宇髄天元です。
音柱によって堕姫の頸はあっけなく斬られます。
堕姫は一瞬斬られたことが理解できず、
その場にいた炭治郎も彼女の頸が転げ落ちて初めて斬ったことに気付くほど。
堕姫の頸が落ちるシーンは10巻84話「大切なもの」のラストで描かれます。
ところが、頸を落としても他の鬼のように崩れ始めず罵り続けギャン泣きを始めた堕姫。
堕姫が「お兄ちゃああん!!」と泣き叫ぶと、彼女の背中から真の上弦の陸である妓夫太郎が現れます。
体が崩れないのはなぜ?
実は堕姫と妓夫太郎は二体で一体の鬼。
普段兄である妓夫太郎は堕姫の体の中に潜んでおり、彼女が危機的状況に陥ると姿を現します。
宇髄さんが、堕姫があまりにも上弦の鬼としては弱すぎる、と感じたのは正解で、鬼としての実力は堕姫よりも妓夫太郎が数段上。
実質的な上弦の陸は妓夫太郎です。
堕姫と妓夫太郎は二体で一体の鬼であるが故に、
片方の頸が斬られてももう片方が生きていれば消滅不可。
消滅させるには二体の頸を同時に斬り落とさなければならないという厄介な性質(二人の頸が繋がっていない状態が作れればOK)があるため、
堕姫は宇髄さんに頸を斬られても崩れることなくそのまま生きていたわけです。
まとめ
・堕姫が頸を斬られても崩れないシーンは10巻35話「大泣き」に登場
・音柱・宇髄天元に斬られる
・堕姫は妓夫太郎と二体で一体の鬼のため、二体の頸を同時に斬らないと消滅しない
参考:https://kimetsu.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83
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