炭治郎や柱以外の鬼殺隊員は無限城にどうやって入ったの?
出入口はあるの?
入り方や仕組みは?
無限城にはどうやって入った?
柱稽古編終盤、炭治郎と柱たち(悲鳴嶼行冥、不死川実弥、冨岡義勇、胡蝶しのぶ、伊黒小芭内、甘露寺蜜璃、時透無一郎)は緊急招集を受け、産屋敷邸へ。
お館様(産屋敷耀哉)は無惨による産屋敷襲撃に合わせ、自ら囮となり屋敷を爆破。
この後、鬼舞辻無惨に拳を吸収された珠世とともに、炭治郎たちは無限城に落とされてしまいます。
産屋敷邸に集結したメンバーが、無限城に落とされるのはわかるけど、他の鬼殺隊士たちはどうやって入ったの?
無限城には産屋敷邸に集結したメンバー以外の鬼殺隊員も主要人物からモブまでたくさんいます。
漫画本編にこれらの鬼殺隊員が無限城に入っていく様子はありません。
ですが、単行本16巻の幕間(扉絵裏の空きページ)に伊之助が落ちるシーンが描かれており、ここから推測。
今回鳴女に捕捉されていた隊士はみんな無限城に落とされています。
足もとがヒュンとなる初めての感覚に楽しくて笑ってしまう伊之助。
出典:鬼滅の刃 16巻140話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2019年12月16日第1刷
アニメ柱稽古編第8話「柱・結集」もこの部分を膨らませて描かれています。
炭治郎たちが無限城に落とされたと同時に他の鬼殺隊員も城内へ落下。隊員自ら無限城に入ってきたわけではありません。
無限城は鳴女の血鬼術によって作られた異空間です。
鳴女の能力は主に2つ。
・無限城の操作
・探知探索
他の鬼殺隊員が無限城に落とされた流れは
探知探索を得意とする鳴女が、無惨の命令を受け、鬼殺隊員をマーキング
↓
マーキングされていた鬼殺隊員が無限城へ招待
というもの。
マーキングのシーンは
16巻134話「反復動作」
アニメ柱稽古編第6話「鬼殺隊最強」
で、描かれています。
無限城への入り方や仕組みは?
無限城は鳴女が操作しています。
そのため、鳴女から招待されなければ入ることができません。これは鬼であっても同様で、上弦招集の際も無惨の命により彼女が招致しています。
特定の誰かを無限城へ招致する場合、アイテムとなっているのが琵琶。
鳴女が奏でる琵琶の音とともに、無限城への入り口が開き、城内へ入れる仕組みになっています。出る時も同じ。
わかりやすいのは、下弦粛清の際(俗に言うパワハラ会議)、血を分けてもらいパワーアップした魘夢が無限城から地上へ吐き出されるシーン。アニメ竈門炭治郎立志編第26話「新たなる任務」で見れます。
この時もしっかり鳴女が琵琶を弾いて空間操作をしています。
無限城は鳴女の血鬼術によって作られたものなので、当然、鳴女が消滅すれば、城も崩壊します。
出入口はあるの?
どこにいても鳴女からの招集は可能で、出入口も程よい場所に、その都度、琵琶の音とともに現れます。原作ではこれと決まった正規の出入口は描かれていません。
ただ、アニメの方を見ると、廃藩置県で廃城となった城に、鬼が攫った女性を連れていくシーンがあります。本来は群れることのない鬼たちも一同に集められており、無限城の描写もあります。
通常、ファンタジーは二つの世界(主人公の生活する現実世界と主人公が足を踏み入れる非現実世界)をつなぐ媒体が描かれます。扉や鏡、穴などですね。
廃城には炭治郎たちの住む現実世界と異空間である無限城をつなぐ媒体、つまり正規の出入口としての役割を持たせたかったのではないかと思われます。
なぜ他の隊員も無限城に落としたの?
無惨が炭治郎たちを無限城に落とす際、
目障りな鬼狩り供
今宵皆殺しにしてやろう
出典:鬼滅の刃 16巻139話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2019年12月16日第1刷
と言っていることから、鼻から鬼殺隊を全滅させる算段であることがわかります。
ただ、無惨戦に突入する直前、柱稽古中の段階で、鳴女が
これで六割程の
鬼狩り供の居所を把握
出典:鬼滅の刃 16巻134話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2019年12月16日第1刷
と言っています。(参考:16巻134話「反復動作」、アニメ柱稽古編第6話「鬼殺隊最強」)
市街地での無惨戦を見ると、輝利哉側で動いている隊員も多数いるため、鬼殺隊全員が無限城に落とされたわけではないようです。
まとめ
・無限城には鳴女が奏でる琵琶の音で出入りが可能
・鳴女にマーキングされていた鬼殺隊員が炭治郎や柱と共に無限城へ落下
・原作では正規の出入口は描かれていないが、アニメでは廃城に出入口の要素が見られる
・無惨は鬼殺隊を全滅させるため、できるだけ多くの隊員を無限城に落とした
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