汚い高音と禰豆子好きでお馴染みの我妻善逸。
雷の呼吸を使う彼の日輪刀は何色でしょうか。
また鍔や柄の模様には羽織と同じ文様が施されていますが、コレには善逸ならではの意味が…。
日輪刀の色は黄色
善逸の日輪刀は黄色で、雷を連想させます。
炎柱・煉獄杏寿郎が炭治郎に無限列車で説明していたように、黄色は雷の呼吸に適性があることを示唆しています。
また刀身の模様も特徴的で稲妻が走っているような柄。
鳴柱を継ぐにふさわしい日輪刀ですね。
鍔の模様は羽織と同じ鱗文
鍔のデザインは…
鍔には羽織と同じ三角形の意匠。
鱗文様のアレンジと思われます。
鱗文様の名前の由来は魚、龍や蛇の鱗に似ていることからきています。
鱗で身を守るという魔除けの意味があり、これだけでも鬼滅にあった文様だと思いますが、さらに善逸にこそ使われている理由が!
古来より稲作信仰が行われていた日本。
雷は「稲妻」と呼ばれるように豊作にとって欠かせないものであり、龍や蛇は雷の化身と考えられていました。現在でも雨を呼ぶ雷神、龍神あるいは水神として祀られています。
柄も…
柄巻(刀剣の柄の皮や糸で巻かれた部分)も鱗文様になっています。
他の人の柄巻を見ると糸の巻方が異なっていて、オーソドックスなものだと菱形、変わり種だとハートなどが見られます。
鞘の色も雷をイメージ
鞘は全体が白色で、先端が黄色く染められています。
鋒から柄頭まで雷の呼吸の使い手である善逸にぴったりの日輪刀と言えますね。これで霹靂一閃を放てばイオンも大放出されそうです。(落雷すると空気中の酸素や窒素がイオン化されます。)
おまけに羽織と同じ柄の布が脚絆にも。髪の毛も落雷にあったせいで黄色に変色。
善逸は頭から足の先まで雷にまつわるデザインでコーディネートされているのです。
もはや雷の呼吸に適性があるというよりかは、育手の元鳴柱である桑島がなにがなんでも後継にしようと狙ってやっている気がしてきました…。
まとめ
・善逸の日輪刀は黄色
・鍔の模様は羽織と同じ鱗文様
・鱗文様は蛇や龍が由来で、両者とも雷神として日本で祀られている
・善逸のコーディネートは全身雷につながるもの
参考:
大平山神社「蛇と水神のはなし」
国立国会図書館-レファレンス共同データベース
https://bunkyo.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=2116&file_id=37&file_no=1
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