鬼殺隊の剣士が持つ「日輪刀」には使い手の個性が表現されています。
どのように表現されているのか？
色や種類だけでなく、形状まで見ていくと色々と面白い発見がありそうです。
日輪刀の前提（呼吸や色）について
日輪刀の色と呼吸は密接に関係しています。まずは日輪刀の前提からおさらいしておきましょう。
始まりの呼吸
全ての呼吸の元となっているのが、始まりの呼吸である日の呼吸。
日の呼吸の使い手だった継国縁壱の刀の色は通常は漆黒、戦闘時は赫刀
「縁壱零式から出てきた刀の持ち主は？」がわかります↓
基本五流派と日輪刀の色
鬼殺隊が使う「全集中の呼吸」。
人間を超える身体能力を持つ鬼と戦うにはまずこの呼吸を身に付けるところから始まります。
全集中の呼吸には基本となる五つの流派「水・炎・風・雷・岩」があり、これらの呼吸からさらに派生していくつもの呼吸が生まれています。
この五流派の適性も日輪刀の色で測ることができます。
水の呼吸→青色
炎の呼吸→赤色
風の呼吸→緑色
雷の呼吸→黄色
岩の呼吸→灰色
派生の呼吸は派生元の色に対応する？
雷の呼吸なら黄色、水の呼吸なら青色のように一般的にイメージされる呼吸の色と日輪刀の色は対応しています。
これは派生した呼吸も同様で霞の呼吸なら白、恋の呼吸なら桃色といった色に変化しています。
ただ、派生の呼吸の色は必ずしも派生元と似た色になるわけではありません。
風の呼吸は緑色ですが、派生である霞の呼吸は白色です。色の対応はありません。
雷の呼吸は黄色で、派生である音の呼吸は橙色です。こちらは派生元と色が対応しています。
色が変わるのは最初だけ
理屈は不明ですが、日輪刀の色が変わるのは持ち主が最初に刀を握った時だけ。
刀鍛冶は制作途中に刀に触れますが、剣士ではないので色は変わりません。納品するまで鋼色です。
他人が使うと色は変わる？
一度色変わりした日輪刀の色は他人が使う時も変化はありません。
最初に変わった色のまま。どこか持ち主と刀の絆を感じますね。
痣との関係は？
日輪刀は特定の条件を満たすことで赫刀（カクトウ）という刀身が赤く染まった状態に変化します。
赫刀で攻撃した場合、その再生速度は通常よりも遅くなり、鬼を倒すチャンスも増えるわけですが、これになる条件というのが難題。
まず、刀の使い手が全集中の呼吸を極限まで高めた「痣の者」となること。
痣の発現には「39℃を超える体温」と「200を超える心拍数」が必要となります。常人の身体には耐えられないものです。
この「痣の者」が日輪刀に凄まじい圧力をかけた時に刀の温度が上昇し赫刀となります。
具体的には「痣の者」の万力の握力もしくは「痣の者」同士の刀のぶつかり合いなどで変化しています。
日輪刀の原料は陽光山で採取される猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石。
日の光を吸収した鋼であり、体温の高い「痣の者」との呼応は必然かと。
日輪刀の色一覧
竈門炭治郎（水の呼吸、日の呼吸）
黒色
我妻善逸（雷の呼吸）
黄色
嘴平伊之助（獣の呼吸）
藍鼠色
栗花落カナヲ（花の呼吸）
薄紅色（淡い桃色）
冨岡義勇（水の呼吸）
青色
胡蝶しのぶ（蟲の呼吸）
鋼色と藤色
煉獄杏寿郎（炎の呼吸）
赤色
宇髄天元（音の呼吸）
橙色
時透無一郎（霞の呼吸）
白色
甘露寺蜜璃（恋の呼吸）
桜色
甘露寺蜜璃の日輪刀の色は？刀の長さはどれくらい？【鬼滅の刃】
伊黒小芭内（蛇の呼吸）
薄紫色
不死川実弥（風の呼吸）
緑色
悲鳴嶼行冥（岩の呼吸）
灰色
悲鳴嶼行冥（ひめじまぎょうめい）の日輪刀まとめ！【鬼滅の刃】
まとめ
・日輪刀の色は持ち主の適性によって異なる（呼吸のイメージ色）
・派生の呼吸と派生元の呼吸の色は必ずしも対応するわけではない
・日輪刀の色が変わるのは最初だけで別の人が持っても変わらない
・日輪刀が赫刀になるには痣の発動が必要
おまけ
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