無限列車編の小説も公開日に出版!
よくよく見れば、2つある?
「どう違うの?」「どっちがいい?」の参考になりますよ。
ノベライズが2つ!
『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ』が映画公開日と同日の10月16日に発売されています。
しかも2冊!
上下巻で2冊なのかと思っていたら、どうやら別レーベルから1冊ずつ刊行されています。
レーベルとは会社ごとにジャンル等で設けられているブランドのこと。
『鬼滅の刃』が連載されたのは集英社の『週刊少年ジャンプ』。
無限列車編の小説版は、集英社のレーベルである
・JUMP j BOOKS(ジャンプジェイブックス)
・集英社みらい文庫
から発売。
参考:https://kimetsu.com/anime/special/novel/
https://j-books.shueisha.co.jp/books/kimetsunoyaiba_mugen.html
https://miraibunko.jp/book/978-4-08-321603-9
2冊を比較してみると
著者が異なる
同じものなら別レーベルで出す必要はありません。
よくよくみると、著者が異なります。
JUMP j BOOKS(ジャンプジェイブックス)
著者:矢島綾
他の作品
『鬼滅の刃 しあわせの花』
『鬼滅の刃 片羽の蝶』
『鬼滅の刃 風の道しるべ』
集英社みらい文庫
著者:松田朱夏
他の作品
『鬼滅の刃 ノベライズ 〜炭治郎と禰豆子、運命のはじまり編〜』
『鬼滅の刃 ノベライズ 〜きょうだいの絆と鬼殺隊編〜』
『キングダム 映画ノベライズ みらい文庫版』
『小説版 神風怪盗ジャンヌ』
『小説版 ひよ恋』
どちらも、刊行されている小説版『鬼滅の刃』の著者。
対象年齢が違う?
おまけにそれぞれのキャッチコピーも異なります。
『鬼滅の刃』公式ツイッターでの広告文をみてみましょう。
まずは j ブックス。
つぎにみらい文庫。
2点を比べると、みらい文庫の方が小中学生向けの印象を受けます。
たしかに、みらい文庫から出ている小説版『鬼滅の刃』シリーズは挿絵も多く、公式サイトの作りもこの年代を対象にしている雰囲気。
読者の声をみてもこの年代が多いです。
また、j ブックスに比べ簡単な漢字にもふりがなが振られています。
例えば「家」とか「炭」とか「少年」にも。
しかし、かなは多いですが、チープな文章ではありません。原作やアニメのシーンがありありと浮かんでくるよう描写されています。
j ブックスは中高生以上向け。
中高生の朝読書(ホームルームの前の10分程度を読書時間にする学校の教育活動)で利用している子も多いようです。
無限列車編以外の既刊作品は原作の小説というより原作に描かれなかったストーリーを盛り込んでいるので、それ本体も楽しめますし、原作を堪能した上で更に鬼滅の世界を広げるときにおすすめです。
ふりがなが多すぎるのが反って気になる方には、j ブックスの方がいいかなと。
試し読みもできるよ
2点とも試し読みができます。
j ブックス版↓
https://note.com/jump_j_books/n/n4940098c14d7
みらい文庫版↓
https://books.shueisha.co.jp/cbs/c2082/c166-10565/
結論は?
小中学生、ふりがなが多い方が良い方には、みらい文庫版
中高生以上、流れを堪能したい方には、j ブックス版
がおすすめ。
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