霞の呼吸とは?
型は?
霞の呼吸とは?
「霞」とは空気中に浮遊する小さな水滴やちりなどのために、遠くのものがはっきり見えなくなる現象のこと。
「霞の呼吸」とは鬼殺隊の柱である時透無一郎が使う全集中の呼吸です。
基本の流派である風の呼吸から派生した呼吸法で、対応する日輪刀の色は白色。
技を放つときに霞のようなエフェクトが描かれるのが特徴的です。
霞の呼吸の使い手
霞柱 時透無一郎
【霞の呼吸】型と技一覧
壱ノ型 垂天遠霞
読み方は「すいてんとおがすみ」
霞の呼吸で唯一の突き刺し技です。
十二鬼月・玉壺の血鬼術「水獄鉢(すいごくばち)」から脱出するために使用。しかし刀の刃毀れもあり脱出することはできませんでした。
垂天…雲などが天から垂れ下がること。
遠霞…遠くをぼんやり覆っている霞のこと。
弐ノ型 八重霞
読み方は「やえかすみ」
体を大きく捻って自身の周囲にいくつもの斬撃を繰り出す技。
「水獄鉢(すいごくばち)」により絶対絶命の無一郎でしたが、刀鍛冶の里の少年・小鉄が鬼の攻撃を受けながらも無一郎に酸素を送ります。
その援護により一瞬のチャンスを掴んだ無一郎はこの技を放ち水獄鉢から脱出しました。
八重…八つ重なっていること。転じて数多く重なっていることという意味。
参考:kotobank
参ノ型 霞散の飛沫
読み方は「かさんのしぶき」
霞を払うように大きな円を描きながら敵の攻撃を弾く技。
玉壺が生み出した毒を持つ水生生物を払いのけるために使用。「霞散」は造語ですが
雲散…雲が風で飛ばされて消えるようにあとかたもなく消えること。「雲散霧消」
飛沫…細かな粒となって飛び散る水のこと。飛び込み競技等で「水飛沫が飛ぶ」といったような使い方をする。
参考:kotobank
肆ノ型 移流斬り
読み方は「いりゅうぎり」
スライディングするように相手の足もとに潜り込み刀を斜めに振り上げ敵を切る技。
刀鍛冶の里に攻め込んできた十二鬼月・半天狗に使用。しかしかわされてしまいました。
移流…水平方向の移動をさす。また空気や海水の移動によって、水蒸気・塩分、圧力・熱・密度・運動量などが運ばれる過程という意味もある。
参考:weblio
伍ノ型 霞雲の海
読み方は「かうんのうみ」
辺り一面を大量の霞で覆うように敵の攻撃を掻い潜って敵をみじん切りにする技。
玉壺に使用し繰り出された蛸足を切り裂き玉壺の首にもダメージを与えました。
「霞雲」は造語のようですが、「雲霞」ならあります。
雲霞(ウンカ、くもかすみ)…雲と霞、軍勢などの多いこと
雲を霞(くもをかすみ)…一目散に走って姿を隠してしまう様
陸ノ型 月の霞消
読み方は「つきのかしょう」
上空に大きく飛び上がり、飛び掛かる敵の全てを切り裂く技。
玉壺が血鬼術で作り出した一万匹の人食魚を全て切り裂きました。飛び上がった際の体の形が三日月を描くようにも見えることから月という文字が付けられたと推測されます。
「霞消」は造語ですが、「霧消」ならあります。
「雲散霧消」…雲が散り霧が消え去るように、あとかたもなく消えてなくなること
参の型「霞散の飛沫」とセットで覚えられますね。
参考:kotobank
漆ノ型 朧
読み方は「おぼろ」
動きに大幅な緩急をつけ敵を撹乱。姿を見せる際は亀のように遅く、姿を消す際は一瞬で。敵が無一郎の姿を見失った隙をついて切りさく技。
驚くべきことに無一郎がこの技を放った時は傷だらけで満身創痍であったにも関わらずそのスピードは十二鬼月の玉壺を上回りました。
朧…ぼんやりと霞んでいる様という意味。「朧に見える」といった使い方をする。
参考:kotobank
まとめ
・霞の呼吸は風の呼吸の派生
・広範囲を攻撃する技が多い
・霞のように敵を幻惑しながら攻撃する
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