鬼殺隊士が使う全集中の呼吸の一つ、水の呼吸。
主人公の炭治郎が最初に覚えた呼吸法でもあります。液体、個体、気体と自在に姿を変え入れる容器によってどんな形にも変化する水のように多才な技が特徴的。
バリエーション豊かな水の呼吸の型と技、使い手を一覧にまとめました。
水の呼吸とは？
全集中の呼吸の基本となる5つの流派のうちの一つ。
水のように自在に変化する歩法を特徴とし、その動きでどんな敵にも対応する呼吸です。
今現在判明している各流派の中で、唯一鬼に苦痛を与えず死なせる技が存在している流派でもあります。
対応する日輪刀の色は青。
歴史の古い呼吸で、鬼殺隊の最高位である柱にはどの時代にも水の呼吸の使い手がいました。技が基本に沿ったものであるため派生した流派が多く、一番多くの剣士に使用されています。
水の呼吸の使い手
・竈門炭治郎
・冨岡義勇（現・水柱）
・鱗滝左近次
・錆兎
・真菰
・村田
・神崎アオイ
水の呼吸の型と技を一覧化
壱ノ型 水面斬り（みなもぎり）
交差させた両腕から勢い良く水平に刀を振り繰り出す技。
最終選別で炭治郎が使用したのが初出。
弐ノ型 水車（みずぐるま）
車輪のように自分の身体を縦に回転させながら相手に切りつける技。巨大な相手にも有効。
初出は最終選別で炭治郎が使用。
後に珠世の屋敷での戦いでは変形技の弐ノ型・改 横水車（よこみずぐるま）を炭治郎は使用しています。
水の呼吸弐ノ型（にのかた）の技名や漢字をご紹介！使い手や登場シーンも
参ノ型 流流舞い（りゅうりゅうまい）
流れる水のような足さばきをしながら繰り出す回避と攻撃を同時に行える技。
初出は珠世の家での戦いで炭治郎が使用。
肆ノ型 打ち潮（うちしお）
よどみない動きで斬撃を繋げる技。複数の敵を同時に攻撃することができます。
初出は最終選別で炭治郎が使用。作中で炭治郎が初めて使用した水の呼吸の技です。
伍ノ型 干天の慈雨（かんてんのじう）
切られた相手にほとんど苦痛を与えない、水の呼吸唯一の慈悲の剣撃と言われる技。相手が自ら首を差し出してきた時のみ使用されます。
初出は那田蜘蛛山編。
十二鬼月・累の恐怖に怯えていた母親役の鬼が恐怖から解放されるために炭治郎に自ら首を差し出した時に使用されました。
陸ノ型 ねじれ渦（ねじれうず）
上半身と下半身の激しい「ねじれ」で強い渦動を発生させ螺旋を描くように周囲を切り裂く斬撃技。
水中でこそ力を発揮する技と炭治郎が語っています。
初出は炭治郎の初任務での戦い。
漆ノ型 雫波紋突き（しずくはもんづき）
水の呼吸の中で最速の突きを繰り出す技。
鬼は基本的に首を切らないと死なないため、動きを止めるために開発された技と推測されます。
初出は珠世の家での戦いですが、この時は炭治郎が雫波紋突き・曲（しずくはもんづき きょく）という変形技で鬼の手毬攻撃を防ぐために使用しました。
捌ノ型 滝壷（たきつぼ）
滝が流れるように刀を上から下へ全力で打ち下ろす技。威力も攻撃範囲も高い技です。
初出は炭治郎の初任務。三人の鬼相手に炭治郎が繰り出しました。
玖ノ型 水流飛沫（すいりゅうしぶき）
主に回避に使用される技です。
着地時間・着地面積を最小限にすることで、縦横無尽に駆け巡る事を可能とします。足場の悪い場所での戦いに適した技です。
鼓屋敷の主の鬼・響凱との戦いで炭治郎が使用したのが初出。響凱の能力で回転する部屋での戦いに相応しい技でした。
拾ノ型 生生流転（せいせいるてん）
うねる龍のように刀を回転させる連撃。
一撃目より二撃目、二撃目より三撃目、三撃目より四撃目と回転を増すごとに斬撃が強くなっていきます。
水の呼吸の技の中では最強の技です。
初出は那田蜘蛛山編で十二鬼月・累に炭治郎が使用。他の型では切れなかった累の糸を切断しました。
拾壱ノ型 凪（なぎ）
冨岡義勇の独自技。
間合いに入った全てのものを縦横無尽に切り刻みます。
那田蜘蛛山では累の最硬度の糸をいとも簡単に切り刻み、彼の頸を落とします。その流麗たるや。
まとめ
・水の呼吸は歴史が古く派生した流派も多い
・主人公・炭治郎が初めて使用した呼吸法
・技の数が他の呼吸法より多い
水の呼吸を美しいアニメでみるなら
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