個性派揃いの鬼殺隊の柱の中でも特に際立った個性を放つ甘露寺蜜璃(かんろじみつり)。凡そ一般の刀とはかけ離れた鞭のようにしなる日輪刀を使って、新体操のようにしなやかな身のこなしで戦う剣士です。
ここでは彼女が使う恋の呼吸についてまとめました。
恋の呼吸とは?
甘露寺蜜璃が使用する全集中の呼吸です。
彼女は元々は炎の呼吸を学んでいましたがオリジナリティが有り過ぎたために独立したようで、炎の呼吸を基にして独自の呼吸を編み出しました。
技に猫を冠したものがいくつかあるのが特徴です。
アクロバティックな動きで繰り出す斬撃の速度は音柱の宇髄天元を上回ります。
恋の呼吸の使い手
甘露寺蜜璃
恋の呼吸の型と技一覧
壱の型 初恋のわななき
読み方は「はつこいのわななき」
力強い大きな踏み込みから圧倒的な速さで連撃を繰り出し敵を切り裂く技でその速さに切られた敵はバラバラになるまで切られたことに気が付かない程。
刀鍛冶の里を襲った巨大な魚の化け物に使用。
「わななき」…戦慄くこと。
「戦慄く」…震える、動揺する、ざわざわするという意味。
弐ノ型 懊悩巡る恋
読み方は「おうのうめぐるこい」
飛び上がりながら蜜璃独特の日輪刀で螺旋状に相手を切り裂く技。
十二鬼月・半天狗が生み出した鬼・憎珀天との戦いで使用。
「懊悩」…悩み悶えるという意味。「行き詰って懊悩する」といった使われ方をする。
「懊」…音読み:オウ、訓読み:なやむ、うらむ
参ノ型 恋猫しぐれ
読み方は「こいねこしぐれ」
蜜璃の持つ体のしなやかさとバネを活かして猫のように飛び跳ねながら広範囲に斬撃を繰り出す技。
憎珀天の放つ怪音波と雷鳴という「攻撃自体」を切り裂きました。
「しぐれ」…時雨。秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨のこと。
伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪
読み方は「ゆらめくれんじょう・みだれづめ」
後方に宙返りしながら、流れるような動きで縦横無尽に斬撃を広範囲に繰り出す技。憎珀天が生みだした樹の龍を切り裂きました。
しなる日輪刀の特性を活かした技と言えます。
陸ノ型 猫足恋風
読み方は「ねこあしこいかぜ」
体のしなやかさを活かし日輪刀を体の周りに這わせて攻撃を防ぐ防御技。
憎珀天の攻撃を防ぐために使用。
まとめ
・恋の呼吸は炎の呼吸をアレンジした呼吸法
・技名に猫が入るものが多い
・技には蜜璃の体のしなやかさと日輪刀のしなりが活かされている
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