無限列車編を見ると原作とちょっと違うところがありましたよね。
より物語を楽しめるような演出が追加されていましたし、逆に原作にあってカットされたシーンも。
それぞれ一覧にまとめました。
原作と劇場版では違う?
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原作と劇場版で話の内容は全く一緒です。
しかし、
細かい演出など、より鬼滅の世界を楽しめるような要素が追加されています。
原作との違いをピックアップ!
追加・変更シーン
シーン | 原作 | 映画 |
お館様の墓参り | なし | 冒頭でお館様と妻あまねが亡くなった鬼殺隊員の墓参りをするシーンが追加 |
無限列車乗車時 | なし | 列車に炭治郎、善逸、伊之助が飛び乗るシーンが追加 |
合流した煉獄さんと禰豆子の話題 | なし | 煉獄さんの「お館様が認めるなら自分はあれこれ言わない」という発言が追加 |
煉獄さんの呼吸の説明 | 基本の呼吸5つと霞の呼吸の図解のみ | 風・蛇・蟲・恋も追加で図解 |
煉獄さんが夢の中で斬る鬼 | 1匹のみ 「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」使用 | 原作の鬼の他に 2匹目が追加 「炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天」を使用 |
魘夢の夢に落ちる | 夢の中のシーンから始まる | 善逸と伊之助が水に沈んでいく感じで夢に落ちていく様子が追加 |
善逸の夢(禰豆子を背負って川を飛び渡る) | 空きページに絵が一枚 | 一連の流れで描かれている |
伊之助の夢(子分を連れて洞窟の主の元にいく時) | セリフのみ | 洞窟の主(無限列車にムカデのような足がついた化け物)に向かっていくシーンが追加 |
炭治郎の夢の冒頭(臨戦態勢で鬼の気配を探る) | 炭治郎の格好は炭を売りに行く時の姿 | 初めは隊服 抜刀して鬼の気配を探ろうとする ↓ 茂と花子の姿をみて炭売りの恰好になる |
炭治郎の夢(兄弟に抱きつく) | 立ったまま抱きつく 雪はあまり積もっていない | 飛びついて全員雪の上に倒れこむ 降り積もっている雪に倒れこんでいるので自然にみえる この演出をするために映画では積もらせたのかも |
炭治郎の夢 | なし | 母がおせんべいを焼いてくれるシーンの追加 |
炭治郎の夢 | なし | 六太がいかないでというときに転ぶシーンの追加 |
夢が出てくる順番 | 炭治郎が一番最後 | 炭治郎→善逸→伊之助→煉獄の順番 |
説明にあたる部分がキャラクターのセリフになっている | 相手の夢に入り込むための特別な縄の説明 | 魘夢のセリフ |
無意識領域の説明 | 煉獄さんの夢に入った少女のセリフ | |
炭治郎の夢に入った結核の青年が光る小人をつかんで離さなかった部分の説明 | 青年のセリフ | |
他人の夢に入ることの危険性の説明 | 魘夢のセリフ | |
頭を撫でてほしい禰豆子 | 想像するだけ | 実際に自分の頭に寝ている炭治郎の手を置く |
善逸の無意識領域 | 無意識領域に踏み込んできた少年の背後に善逸 | 少年の前から |
炭治郎が魘夢の夢から覚醒した後 | なし | 座席の下の日輪刀をつかむシーンが追加 |
結核の少年の話 | 少年少女を気絶させる前に少年についてナレーション | 気絶させた後に少年のナレーション部分が少年のセリフとして入っている |
炭治郎が魘夢に見せられた悪夢 | 原作だと1ページで家族全員が小さいコマにいるだけ | それぞれ血まみれの家に立っていて炭治郎にきつい言葉を浴びせる 父・炭十郎は液体の入った器を炭治郎に投げつけるシーンが追加 |
魘夢の融合体の気持ち悪さ加減 | 魘夢が列車と融合した後、肉塊みたいなものがところどころにでているだけ | もはや腸のなかにいるようなレベルで肉がうごめいている |
善逸が禰豆子のもとに駆けつける | 駆けつけた後の描写から | 「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」で列車を駆け抜けて禰豆子を助けにくる |
柱とて 不甲斐なし!! 穴があったら 入りたい!! | 煉獄さんがセリフを言った後技を出す | セリフを言いながら技を出す |
魘夢の半裸 | 原作では頸を斬られるときにだけ | 魘夢が列車と融合したことを見せるために半裸シーンが追加 |
先頭車両で炭治郎を指した運転手 | 刺されるシーンのみ | 炭治郎を指した運転手を気絶させて一旦後ろの車両に避難させるシーンの追加 この人が懲りずに伊之助を刺しに来るシーンも追加 |
運転手に刺された炭治郎を心配する伊之助 | 炭治郎が自分を庇って刺されたことに動揺、心配しているが刺された直後のセリフはない | 刺された直後に「刺されたのか?」と炭治郎に声をかけるシーンが追加 |
先頭車両での戦闘 | 魘夢の頸がある列車の運転室付近での戦闘 | 上空に伸びた肉の触手から下に向かって攻撃を加えながら降りていく伊之助と炭治郎のシーンが追加 躍動感などの映像ならではの良さが出ている |
伊之助が魘夢の肉でばいんばいん | 「ばいんばいんして助かったぜ」というセリフのみ | 実際にばいんばいんしているシーンが追加 |
上弦の鬼のシルエット | 魘夢の死に際に脳裏に浮かんだ上弦は三体 猗窩座と堕姫のみ判別可能 | 上弦全員のシルエットが出ている |
猗窩座と煉獄さんの戦闘シーン | 1コマの攻防で「左目」「肋骨」「内臓」を負傷 | 1か所ずつダメージを負わされているように描かれている 戦闘シーンが長め |
煉獄さんの技 | 壱、弍、肆、伍、玖ノ型を使用 | 参ノ型気炎万象(きえんばんしょう)も使用 劇場版初登場(漢字は劇場版小説で登場) |
奥義 玖ノ型 煉獄の演出 | 普通に技を出している | 心臓付近から灯った炎が腕まで渡り日輪刀に宿るような素敵な演出有り |
猗窩座が自ら両腕を引きちぎる | なし(上空へ逃げたシーンから描写) | きちんとちぎってから上空へ脱出する |
煉獄さんの訃報を伝えるカラスの涙 | 訃報を伝えるカラスの描写はあるが涙の描写はない | 煉獄さんが亡くなったことをお館様と柱たちに伝えに行くカラスの目に涙 「煉獄さんのカラス!お前も悲しいよね!」とさらに涙が止まらなくなる演出 しかも、このカラス、炭治郎に最後の言葉を伝えるあたりからずっと煉獄さんの言葉を聞いています |
柱のカラスたち | どのカラスも黒でなんの特徴もない | 天元と蜜璃、無一郎のカラスが原作の後半で紹介されているように、それぞれ装飾品がついたりまつげが長くなっていて誰のカラスか分かるようになっている |
カットされたシーン
逆に映画ではカットされたシーンはこちら。
- 伊之助が列車に頭突きしたせいで警官につかまりそうになるシーン
- 善逸が乗車のために切符をかうという発言
- 煉獄さんが眠ったまま覚醒し、精神の核を壊そうとした少女の首をつかめた理由
- 炭治郎の夢での「本能の警告」についての説明
- 「獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き」の説明
- 煉獄さんが亡くなり泣く炭治郎たちのもとに駆け寄る隠
映像を見れば説明しなくともわかるような部分やストーリー上カットしても支障のない部分がカットされているようですね。
まとめ
・原作と映画ではストーリーの違いはない
・映画では細かい演出が追加されており、鬼滅の世界観を深めつつ映像ならではの良さを体感できるものとなっている
無限列車編はアニメもあります
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