藤襲山で一人で鬼を倒し続けたという錆兔。
彼の日輪刀の色は一体何色なのでしょうか?
鍔の形もよく見てみると…。
刀の色について
鬼殺隊士たちの持つ刀「日輪刀」。
日光以外に鬼を滅することができる唯一の武器であり、太陽に一番近い山・陽光山で採れる猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石によって作られています。
持ち手によって刃の色が変わるのが特徴で、「色変わりの刃」という別名も。
色はその持ち手の特性を表しているとされています。
鬼殺隊士たちは鬼を倒すために必要な「全集中の呼吸」を会得するために修行を重ねていきます。
基本的にその呼吸の種類によって刀の色が変わる仕組みです。
錆兔の刀の色は?
では、錆兎の日輪刀の色は何色なのでしょうか?
手鬼の回想シーンでは…
炭治郎が錆兎に臨むシーンをアニメ3話で二度見、三度見してみましたが、うす暗がりの雪の中のため、刀の色が変わっているのかどうか判別がつきません。錆兎の刀も炭治郎の刀も同じ薄い鈍色(普通の刀の色)に見えます。
錆兎の刀の色が確認できるのはアニメ4話。
手鬼に放った刃は青色(水色)。
錆兔は現在の水柱・冨岡義勇と同時期に元水柱の育手、鱗滝左近次に入門していた人物です。
鱗滝さんの日輪刀の色を見てみると、青色(水色)。
アニメ5話で確認できます。
炭治郎が自分の刀を打ってもらったのは最終選別から生き残って帰ってきた後。藤襲山へいく時は鱗滝さんからもらった日輪刀で選別に臨んでいます。
ということは、錆兎も最終選別は鱗滝さんの刀で臨んだと考えるのが妥当。
他人が使用していた日輪刀は、持ち手が変わっても色や特性は変わることはありません。
日輪刀が青色に変わるのは水の呼吸の適性が高いことを示しています。
鍔の形が!
錆兎のもつ日輪刀の鍔にも注目してみましょう。
これ、義勇と同じ亀甲形の意匠なんですよ。
微妙にデザインや色が異なりますが、酷似しています。
15巻131話の表紙から鑑みるに、義勇のそれは錆兎の形見ではなく、鱗滝さんがお揃いにしてくれたのかなと。
錆兎の亀甲文様の着物は彼の父親の形見です。亀は水とは相性がいいですし、仲の良かった二人へのちょっとした心遣いだったのかもしれません。
同時に、亀甲形は水の呼吸の継承者としての暗示とも取れます。
義勇も錆兎を背負って生きている様なものですし…。
【鬼滅の刃】義勇の羽織の柄の名前とその意味は?錆兎への思いが…
最終選別で亡くなっているので…
錆兎は自分の日輪刀を持つ前に命を落としているので、正確には日輪刀の色は不明です。
しかしながら、生きていればおそらく青色に変化したのではないかと…。
というのも、
手鬼に喰われた歴代の鱗滝水流派の中で「一番強かった」と称されており、その年の最終選別では彼がほとんど一人で藤襲山の鬼を倒しています。
また、単行本15巻130話では水のエフェクトもしっかり見えます!(エフェクトの可視化が可能なのは上位クラスの剣士のみ。呼吸が薄いと見えません。)
元・水柱である鱗滝さんの一番弟子、鍔の形が亀甲形ということを考えると、青色が一番しっくりきます。
まとめ
・最終選別での錆兎の日輪刀は青色(刀は鱗滝さんのものの可能性が高い)
・鍔は亀甲形で冨岡義勇のそれと似ている(色やデザインが微妙に違う)
・生きていれば錆兎の日輪刀は青色であったと思われる
参考
https://kimetsu.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83
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