無限列車編で登場する煉獄杏寿郎の家族。
煉獄さんの生き方に大きな影響を与えていますね。
ここでは家族の名前や、特徴などをご紹介。
煉獄さんの家族構成は?
煉獄家の家族構成は父・母・長男・次男です。
煉獄家の男性陣は炎柱である杏寿郎を始め、父親、弟ともに「○寿郎」という名前で混乱しやすいので少し注意が必要です。
煉獄 槇寿郎(れんごく しんじゅろう)
杏寿郎の父、槇寿郎は煉獄家の当主です。
元炎柱で炎の呼吸を使う実力のある剣士でしたが、自身の無能さに打ちのめされていた時に、妻が病死。酒浸りの生活を送るようになりました。
以前は杏寿郎に稽古をつけるなど、積極的に鍛錬に励む熱い男だったのですが…。
このため、杏寿郎はその後たった3冊しかない指南書を読みながら自力で柱まで登り詰めることとなります。
煉獄 瑠火(れんごく るか)
杏寿郎の母、瑠火は作中に登場した時には既に亡くなっており、過去の回想シーンに登場します。
芯がある強い女性で、杏寿郎がまだ幼い頃から
「強く生まれた者は弱い者を守ることが責務である」
と教えていました。
母の言葉を胸に杏寿郎はいつも弱き者を助け、心を燃やし続けていたと言えるでしょう。
瑠火の死後、酒浸りになり落ちぶれてしまった槇寿郎は、
「自分がこんな風になっても息子2人が立派に育ったのは瑠火の血が濃いからだろう」
と語っています。
彼女の名前には「短命」や「燃えるような情熱」という意味があります。
煉獄 杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)
煉獄家の長男、杏寿郎。
母からの教えを胸に剣の修行に励み、鬼殺隊の柱になりました。
とにかく明るく正義感が強いはっきりとした性格をしています。
本編でも「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ。全力で反対する!」と鬼殺隊の最高管理者の産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)にもはっきりと意見を述べるシーンが印象的。
面倒見が良く熱い杏寿郎は「心を燃やせ」という名言を残したことも有名で、主人公の炭治郎達にも大きな影響を与えた重要な人物です。
煉獄 千寿郎(れんごく せんじゅろう)
煉獄家の次男で杏寿郎の弟、千寿郎。
千寿郎は明朗快活な杏寿郎とは対照的に、控えめで大人しい性格をしています。
千寿郎も杏寿郎のように炎の呼吸の使い手として剣士の道を歩むはずでしたが、才能に恵まれなかったためにその道を諦め、「他のことで役に立つ」と心に決めました。
実際、千寿郎は炭治郎が日の呼吸を極めていく上で非常に重要な役割を担っています。
杏寿郎以外は先祖もメンタル弱め?
煉獄家は歴代炎柱を輩出している名家。そのため、煉獄家には「炎柱ノ書」という書物が残されています。それによると、
・「始まりの呼吸の剣士」である継国縁壱と同じ時代に生きた当時の炎柱(二十一代目)は、縁壱の能力の高さを目の当たりにし、柱であるとはいえ自身とは大きく差があること
・自身は痣の発現すらままならないこと
・天賦の才の持ち主である縁壱であっても無惨を倒すことができなかったのに自分にできるはずがない
ということを実感したようです。
その事実に苦悩している様子がうかがえることから、煉獄さんのご先祖はメンタルが強く前向き思考のタイプではないことがわかります。
煉獄さんの父・槇寿郎もまた、その「炎柱ノ書」を読み、ご先祖同様絶望。これをビリビリに破いています。
そして柱としての自信を失いつつあったところに最愛の妻の死が重なり、柱を引退してしまうのです。強靭なメンタル、とはいいがたいところ。
千寿郎もまた心優しい兄思いの少年ですが、「父に口答えできない」という気の弱さ、すぐに涙を流してしまう様子からも、メンタルは決して強くないといえます。
この「炎柱ノ書」や煉獄親子についての描写は、
8巻68話「使い手」〜69話「前へ進もう少しずつでも構わないから」
で見ることができます。
子孫の桃寿郎は杏寿郎似
最終回である23巻205話「幾星霜を煌めく命」では、煉獄さんの弟、千寿郎の子孫である煉獄桃寿郎が登場します。
煉獄家の特徴的な髪、眉毛、目を持ち、煉獄さんそっくりの人物。
そしてパトカーに追われても全く気にせず、先生の制止も聞かずに校門を飛び越えるなど、言動は超ポジティブで明るく、性格は煉獄杏寿郎によく似ています。
煉獄杏寿郎直系の子孫ではありませんが、その性質を受け継いでいるのはなんだかうれしいですね。
まとめ
・煉獄家の家族構成は父・母・兄・弟の4人家族
・煉獄父と弟はメンタル弱めと思われる
・子孫の桃寿郎はすごくポジティブで杏寿郎似
参考:wikipedia
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