物語終盤で明らかになった伊黒さんの過去。
何巻何話で読めるのでしょうか?
あまりに辛い内容に絶句。
伊黒さんの過去が…
何巻何話?
22巻188話「悲痛な恋情」
188話で傷ついた蜜璃と別れるところから伊黒さんの過去回想が始まります。
壮絶すぎて
女ばかりが生まれる家で、伊黒小芭内は三百七十年振り男子として誕生しますが、生まれた時からずっと座敷牢に入れられています。
大量の食事を運んでくる母、叔母、姉妹…。
12歳で座敷牢から出され、蛇のような下肢を持つ女の鬼の前へ。
一族はこの蛇鬼が人を殺して奪った金品で生計を立てており、その見返りに自分たちが産んだ赤ん坊を生贄に捧げるという。
伊黒さんももちろん生贄。ただその目の珍しさから直ぐに食べられずにいただけ。大量の食事は彼を太らせるためのものでした。
自分と揃えるといって伊黒さんの口を割いたのはこの蛇女。
その後、座敷牢の格子を盗んだ簪で削り取り、当時牢の中に迷いこんできた鏑丸と共に脱出。
追ってきた蛇女に喰い殺さそうになったところを当時の炎柱に助けられます。
炎柱が生き残った従姉妹と引き合わせてくれたものの、彼女が伊黒さんに告げたのは、彼が逃げたことで50人もの親族が殺された事実。
さらに彼女は
生贄のくせに!!
大人しく
喰われてりゃ
良かったのに!!
出典:鬼滅の刃 22巻 188話 吾峠呼世晴 株式会社集英社 2020年10月7日第1刷
とまくしたて、伊黒さんの心を抉ります。
あまりにも辛すぎて伊黒さんの心境を想うだけで泣きそうです。
やり場のない思いを鬼に向け続けた日々。
柱合会議で禰豆子を庇う炭治郎にきつい言葉を放ったのも、彼の生い立ちを考えれば仕方ないことなのかもしれません。
まとめ
・伊黒さんの過去は22巻188話に掲載
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