【鬼滅の刃】羽織の柄一覧(それぞれにちゃんと意味あり)

時代設定が大正ということもあり、登場人物の衣装(羽織)もこの作品独特の世界観を構成する一つの要素となっています。

ここでは、『鬼滅の刃』に登場するキャラの羽織の柄の名前や意味を一覧にまとめます。

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羽織の柄がかっこいい!

『鬼滅の刃』には独特の世界観がありますが、登場人物たちの羽織姿も構成要素の1つ。

鬼殺隊士の中でも柱や主要人物は、隊服の上からそれぞれの個性を反映した柄の羽織を羽織っている人が多いです。

羽織は着物のアウターといえる存在で、歴史的に有名な羽織としては新選組の隊服であった浅葱色のダンダラ模様の羽織などが挙げられるでしょう。

新選組の羽織

この新選組の羽織のデザインは「仮名手本忠臣蔵」に登場する赤穂浪士たちの衣装の羽織をオマージュしたものとされています。使用されている浅葱色は武士が切腹する際に身につける裃の色だったとか。新選組のさまざまな覚悟が込められていることがわかりますね。(諸説有り。)

『鬼滅の刃』においてもキャラクターごとに身につけている羽織の柄は異なり、それぞれに意味があるようです。

羽織の柄一覧!模様の名前や意味を解説

ここでは主要登場人物の羽織の柄の名前や模様の意味、由来などを一覧化してみました。

竈門炭治郎:市松文様の羽織

主人公の炭治郎は常に大きめの市松文様(紋様ともいう。様式化された連続模様の単位)の羽織を着用しています。この文様、炭治郎の父や妹である禰豆子も身につけていますね。

途切れることなく続いていく柄行であることから、「繁栄」という意味が込められています。子孫繁栄や事業拡大などの縁起のいい模様の定番ともいえる柄です。

延期になっちゃいましたが、2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムにもこの市松文様が採用されています。

炭治郎の羽織の柄は何模様?聖地ともつながりが!

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冨岡義勇:片身替わりの羽織、赤錆色と亀甲柄

水柱である冨岡義勇は右半分が赤錆色の無地、左半分が亀甲柄の片身替わりの羽織を身につけています。 そういえば、伊之助が「半々羽織」と読んでいましたね。

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亀甲柄は亀の甲羅を模様化したもので、亀は長寿で縁起が良いことから幸運をつかさどる吉祥文様であるとされているんですよ。

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鱗滝左近次:瑞雲柄の羽織

炭治郎の師匠である鱗滝左近次はおめでたい柄として知られる雲を浮かべたような瑞雲柄です。

「瑞雲」とは、中国でおめでたいことがある前に現れる雲のことを指します。

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我妻善逸・桑島慈悟郎:鱗文様の羽織

炭治郎の同僚である我妻善逸と彼を育てた元柱・桑島慈悟郎の羽織は魚や蛇、竜の鱗をモチーフにした鱗文様です。

竜や蛇は龍蛇信仰の対象で、地域によっては水神として祀られていることもあり、厄除けとして古くから使用されてきた伝統的な柄です。また雷は龍神の化身とも言われます。

能楽では鬼女が用います。

「雷」「鬼」にゆかりのあるこの文様は『鬼滅の刃』にぴったり!

善逸の羽織の柄は何模様?【鬼滅の刃】

胡蝶しのぶ:蝶の羽を模した羽織

蟲柱の彼女がまとうのは蝶の羽を思わせる柄の羽織です。彼女の姉も同じ柄の羽織を着用していましたね。

蝶のように身軽に舞う彼女の美しさ、はかなさを引き立てています。

【鬼滅の刃】しのぶの羽織の柄は何模様?名前はあるの?

煉獄杏寿郎:炎の柄の羽織

炎柱にふさわしい燃え上がる炎の柄を模した羽織をまとっています。まさに「煉獄の炎」を体現しているかのよう。

伊黒小芭内:縞模様の羽織

蛇柱の伊黒小芭内は白黒の縞模様の羽織を着用しています。

縞模様は室町時代から戦国時代にかけて舶来品として流行し、「島渡り」「島物」などと呼んだことが由来。

それ以前は「縞」とは言わずに「すじ」「条」などと言っていたようで、ここで蛇を連想させているのかなと。蛇筋という憑きもの筋の言葉があります。

また中世ヨーロッパにおいて、縞模様は「悪魔の模様」とされていました。そこから囚人服として使用されるようになった歴史も。

まるで小芭内の過去を暗示するかのよう…。

悲鳴嶼行冥:「南無阿弥陀仏」があしらわれた羽織

寺で生活をしていたこともある岩柱の彼は「南無阿弥陀仏」の文字があしらわれた羽織を着ています。

数珠を常に携帯していたり、滝行を行ったりと僧侶を思わせる部分が多く、常に「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えてもいるので、彼らしさを表現した羽織であるといえるでしょう。

産屋敷耀哉:ぼかし柄の羽織

お館様の産屋敷耀哉が羽織るのは裾からだんだんとぼかしがかかったような独特の柄行です。アニメでは篝火のような柄で表現されていましたね。

彼のカリスマ性とその後の運命を象徴しているのではないかと思われます。また一族から鬼舞辻無惨を出してしまった怒りや、血の呪いを表現しているようにも。

羽織以外の着物についてはこちら↓

【鬼滅の刃】着物の柄と書き方まとめ

まとめ

・日本の古典柄からオリジナル柄まで、さまざまな柄が羽織にはあしらわれている

・古典柄は縁起の良い吉祥文様が用いられていることが多く、鬼狩りの危険から身を守ってくれるよう願いが込められていると思われる

・オリジナル柄はそのキャラの個性を際立たせるものが多く見られる

『鬼滅の刃』はストーリーが面白いのはもちろんですが、こうした小さな部分でもさまざまな意味が込められていたりします。いろいろな側面から楽しんでみてくださいね。

参考:
市松模様の意味|京屋
鱗文様について|いわの美術株式会社
歌舞伎美人
縞模様|Wikipedia
歴人マガジン
婦人画報

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